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赤ぎ塾


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知ってた?お金を掛けなくても、お洒落な古着屋を作るのは簡単なの!


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今回は、お金をかけずに倉庫状態(スケルトン)のテナント物件をお洒落なSHOPにする方法をレクチャーしたいと思います。

DIYは気軽だと知る!

ボクは2回お店を作った経験があります。初めはこっちの希望を言って、設計から施工まですべて工務店におまかせしました。30坪ほどの物件を前後、販売セクションとストックルームに分けて前の15坪ほどに木で床を作って、壁は木とボードの半々、試着室がボードで1室、それとストックルームと店内を分ける壁を木で作りました。

これに動力で動く大型の業務用エアコンをつけて、天井はコンクリート打ちっぱなしのところにレールを引いてどこにでもライトが付けられるようにしました。それの請求額は優に300万円を超えました。

当時まったくの初心者で店づくりのノウハウもまったくなく、全て業者に委託することしか知らなかったボクは借りたお金の大部分をこの店づくりに使ってしまいました、、、

まったくの無知だったので、大工仕事というものが特別に敷居が高いと信じていたのと、両親が食堂を経営していて、飲食店を1つ作るのに必要だと聞いた金額より一桁以上安かったので、ちょっと厳しかったんですが、仕方ないと思っていました。

しかし、数年が経って、後ろのストックスペースまで店舗スペースを広げると小さな家具や雑貨のコーナーも作れて、さらに面白い店になる、と思って前後を仕切っている壁を撤去することにしました。

その時も壁を撤去するなんて素人が触れるようなもんじゃないと思っていたので、業者さんにお願いしました。その時点では工務店にお願いすると無駄なお金を上乗せされて高い、と知っていたので、知り合いの大工さんにお願いしました。

大工さんは日当で15,000円で請け負ってくれましたが、そんなに大きな壁じゃないので一人で来ると思っていたら、もう一人別の大工さんを連れてきたので、コストは3万円になりました、、、。

こちらがきちんと説明していなかったのと、いつも実家がお世話になっているし、かなり遠いところからわざわざ来てくれたというのもあって2人分支払うことにしました。

そこでボクは見たのです!ハンマーで穴を開けて、バールでポリポリと化粧板を外したら数分で骨組みだけになり、骨組みも縦の長い柱に横に木を這わして補強しているだけだったことを!

なんとシンプル!そして大工さんたちは1時間ほどで解体と掃除を済ませて帰っていきました。ボクが壁を取るかどうか考えて、自分でできるかどうか悩んでた数週間は何だったのか、、、。笑

大工さんが壁を壊してくれたおかげで、壁ってなんて簡単な仕組みでできているんだろうと気づきました。失敗したらどうしようもないというような代物ではありません。多少の失敗は後から貼ったりくっつけたりすることでどうにかなそうだと気づきました!

しかも自分でやれば経費ゼロです!最悪の最悪、どうしようもなくなってしまったら、大工さんを呼びましょう。最初から建物を作るのは大変ですが(ボクの知り合いには本職じゃないのに自分で家を建てた人がいます)、建物の中の部屋の内装を変えるぐらいはまったく大したことないです。

基礎の部分や建物の柱などにさわらなければ安全にけっこうやりたいようにできるし、失敗しても素人の仕事ならすぐ外してもう一度チャレンジできます。自分で作って仕組みが分かっていると、補修もカスタムも余裕です。

まずは電ドリと電ノコを!

仕組みがどうなっているか分からないと、ちょっと壊して中を確認することもできませんからね。その後すぐに電動ドリル(電ドリ)を買いました。どんなの買ったらいいのか分からなかったので、ネットで調べているとコンクリートに穴をあけることができる振動ドリルというものがある、と知ってそれを買いました。

それがあるとコンクリートの壁に棚を直付けすることができますしね。振動させなければふつうのドリルとしても使えます。

その後の店の改装やハンガーラックなどの什器を作る際にも重宝していましたが、木材はホームセンターで切ってもらうか、ノコギリで切っていました。ノコギリは時間と手間がかかるし、ホームセンターで切ってもらうのは、店に帰ってからサイズを変えたくなった時に不便です。

なので、2店舗目を作るタイミングで電気ノコギリ(電ノコ)を買いました。電ドリがコードで繋がっていてたまに不便を感じたので、電ドリはコードレスにしました。後から考えると、逆がよかったかもしれません。

↑ボクの買った電ドリと電ノコです。(参考までに)

電ドリはバッテリーなので切る作業が多いとバッテリー切れして充電の時間が必要になります。バッテリーを複数個買っておけば問題は解決するんでしょうが、融資を受けて店をオープンしようというボクにそんな余裕はありません。

しかも電ドリは色んな場所のビスを絞める必要があるのでコードで繋がってないほうが便利ですが、電ノコを使う際、木材の方を持ってきて決まった作業スペースで切ることが多いので、コードで繋がっていても何も問題ありません、、、。

そういえば、プロの大工さんも電ドリはワイヤレスやけど、電ノコはワイヤー繋がってますよね、、、。このボクの経験から、まずはワイヤレスの電ドリとワイヤー付きの電ノコを買うことをおススメします。もう一つ買うならワイヤレスのインパクトドライバーでしょう。

電ドリとインパクトドライバーは普通にビスを閉めたり抜いたりするには問題なく使えます。でも電ドリはクラッチがついていてパワーを設定することができるので、細かい作業や細いネジも頭をつぶしたりすることなく使うことができます。

インパクトドライバーはパワーが強い上に振動するので、長いビスを深く打ち込んだりするのに適しています。パワーが必要な時に力を発揮します。電ドリは電動ドリルというぐらいなので、ドリルとして安定した穴を開けるのに適しています。

amazon 電動ドリル

amazon 電動ノコギリ

一からの店舗づくり

その後、初めの店は閉店します。初めの店は若気の至りもあって、何と家から片道1時間50分のところに通っていたんですが笑、息子が産まれたこともあり、その距離がだいぶ不便になってきたのでしぶしぶ閉めることにしました。その後ネットショップで1年過ごし、家から車で15分のところにいいテナント物件が見つかったので、そこで新たにSHOPづくりが始まりました。

当時はこんな事を文章にまとめてネットで配信するだろうとは思いもよらなかったので笑、画像はあまり残っておりません、、、。しかも、ガラケーでの撮影なので粗いです笑。が、下の画像をご覧ください。

ここはSHOPの奥の外と繋がるドアがある部分です。スケルトン物件といって前使っていたお店の名残は一切なく、コンクリート打ちっぱなしに近い状態の物件だってので、ほとんど1から店舗づくりをはじめました。

・壁に板を貼る

壁に縦に走る銀色の柱?みたいなのは前のオーナーがこの上に壁のボードを張っていたもので、契約時に撤去されそうだったのを残しておいてもらったものです。これを残しておいたおかげで横方向に木材を這わすだけでそれを土台に板を貼っていくことができます。

この板はホームセンターで一本900円ぐらいでした。同じ長さに切って細い釘で打ち付けました。ビスにすると見栄えがイマイチなので真鍮の飾り釘みたいなのを買ってトントン打ちました。画像が粗すぎて見えないと思いますが、、、。なんかテンション上がって一本だけ意図的に色を変えてみたりしたんですけど、後から考えると別にどっちでもよかった気がします、、、。笑

板を貼り付けるのが進んだ状態です。ステンレスのドアはお洒落じゃなかったので、真っ赤にしました♪直接赤いペンキで塗ってやろうと思ったんですが、大家さんが反対してきたので薄い鉄板を赤く塗り、それをドア型にハサミで切って、両面テープで貼りつけました。それが原因でもうひと悶着あったことはまた別のブログで♪

・床に板を貼る

店をopenした後の同じ場所の画像です。床も木を貼りました。ウッド調の店内を目指していたので、いい感じにできたと思っています。床はコンクリートだったので電ドリで穴を開けて、ビスで板を固定しました。本当はまず木枠をコンクリートの上に作ってそれに板を張り付けるのが正解だと思います。

だって直付けだったら濡らしてしまった場合に、密着しているので水が蒸発せずに木が腐ってしまいますからね。でも木が悪くなってきても、その部分だけビスを抜いて板を変えれば済むので簡単な方法で床を貼りました。

この後、8年間この床の上で過ごしました。水をこぼしたこともあれば、台風で雨漏りしたこともあります。ストーブに灯油をいれようとしてこぼしてしまったことも3回ほどあります。が、店舗から撤退するときに、板をめくってみましたが、まったく何の問題もなかったです。

・コンパネを便利に使う

片側の壁はコンクリートむき出しにしました。もう片側はコンパネ(910×1820mm)を数枚使いました。畳と同じ大きさで1枚980円ぐらいだったと思います。なるべく木目が面白いのを選んで、壁に打ち付けたあとにステインという塗料をぬりました。

ステインはペンキよりもだいぶ透明感のある塗料で、コンパネの木目や記号のようなステンシルも見せながら色を変えることができるのでおススメです。しかもコンパネ1枚(1000円弱)で畳1枚分の壁の面積を埋めることができます。お得です。

・カーペットを貼るという選択

あと床の半分はカーペットを貼りました。木の床だけだったら面白みがないと思って半分木の床、半分真っ赤な絨カーペットにしました。カーペットは9坪分でたしか15,000円強だったと思います。大きいホームセンターなら店の見取り図を描いて採寸したのを持っていくとその通りにカーペットをカットしてくれるところがあります。ボクもそのサービスを使いました。

カーペットもコンクリートの床に直で貼りました。カーペット用の接着剤が意外と高くて12,000円ぐらいしたと思います。

またハンガーラックなどのお話もしますが、床、壁を総額で8万円ぐらいで作りました。工務店とかにお願いしたら多分10倍以上は取られていたと思います。あまり今までDIY的なことをしたことがなかったんですけど、やってみると意外と楽しかったですよ♪

よくよくみたら隙間があいていたり壁の板の長さが若干合っていなかったりもしますが、基本的にお客さんに指摘されたこともないし、壁がお客さんに向かって落ちてきたというようなこともありませんでした。

ボクは「Old American」なコンセプトでその雰囲気を出すためにウッド調にしたので、このぐらいのコストがかかりましたが、壁もペンキで塗るだけでもかなり雰囲気を出すことができます。カーペットもリーズナブルなのに安っぽくないのもけっこうありますし、お金をほとんど使わなくてもかっこいいお店は作れます!

もし興味をもってDIY店舗を実践する時に分からないことなどご連絡いただけたら、ボクなりの経験やアイディアを教えることができると思います。

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古着屋開業で知らないと損するテナント(店舗)契約時の注意点!


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古着屋開業時のテナント契約時の注意点

今回のレクチャーはテナント契約時の注意点についてお話します!

「テナント」とは英語で賃貸物件を借りる人、日本語で言うと「店子」という意味です。だからよく「テナント募集!」みたいに書いてありますよね。でも「テナントを借りる。」みたいにも使います。

現在では賃貸物件の方を「テナント」という意味で使用することが多くなっています。この講座では賃貸物件の意味で「テナント」を使用しています。

ボク自身、3回のテナント契約経験があります。そのときに学んだ注意点も織り交ぜてテナント物件契約時に気をつけなければならないことについてお話したいと思います。

あなたがいいなと思っているテナント物件があるとします。普通「テナント募集」という看板が付けられていると、そこの書かれている不動産仲介業者に連絡して家賃や間取りを聞いたり実際に中を見せてもらったりするのが普通です。

でも、あまり知られていないのが、「テナント募集」の看板が付いていなくても、気になる空き店舗だったり空き倉庫だったりを見つけた時は、近くの不動産仲介業者に連絡して、家主と交渉してもらうことができます。なので、雑誌に載っている物件や看板がある物件だけがあなたが借りられる物件ではないと覚えておいてください。

・スケルトンと居抜き

貸し店舗には大きく分けて「スケルトン」「居抜き」があります。

「スケルトン」はほとんど倉庫のような物件で、コンクリート打ちっぱなしのところが多いです。「居抜き」は前の業種の備品や照明などがそのまま残った物件です。似た業種ならほとんど改装なしでそのまま開業することもできます。

下の画像はボクが移転オープンするときに借りた「スケルトン物件」です。シャッター開けたらすぐ店内という感じだったので、大工さんに入り口を作ってもらい始めています。奥の方に見えるのは前に壁を取り付けていた枠組みなんですが、使えそうなので廃棄せず残してもらいました。

 

 

この様に気に入った物件を見つけて中を見せてもらったときに、使えそうなものといらないもののチェックをしましょう。使えそうなものは残しといてもらって、必要のないものは処分してもらいます。

ボクの場合は天井が事務所のような白地に無数の黒いミミズみたいな穴が開いてる笑(多分防音のため?)よくある天井に普通の蛍光灯が付いてる状態だったんですが、契約の前に電気の線と枠組みだけ残して撤去してもらいました。これでかなり天井が高くなって店内が広く感じます。

ここで注意することは、契約前にある程度あなたが望む形になるように、大家さん側にお願いして撤去したりクリーニングしたりしてもらうことです。契約後に言うと自費になる可能性もあるし、大家さんとのトラブルにもなりかねません。

契約書はよく読んで、意味の分からないところは不動産仲介業者に尋ねましょう。よく読まないと、契約を大家さんの都合でいつでも打ち切ることができると書いてあったり、出ていくときの「原状復帰」のことがあなた不利になっていたりすることもあります。

・定期建物賃貸借契約書

契約書には「普通建物賃貸借契約書」と「定期建物賃貸借契約書」があります。「普通、、、」の場合は契約者が賃貸契約の更新を希望する限りずっと契約は継続されます。しかし「定期、、、」は原則として契約期間が満了した時に契約は終了します。

契約書には「原状復帰」についても書いてあります。あなたが物件を出ていくときには「あなたが借りた時の状態に戻して」出て行ってください。というものです。ボクの場合は、初めの店でテナント物件を借りていた時は、後先のことは何も考えてなかったので笑、天井を走るパイプを全て真っ赤に塗ったり、分厚いコンクリートの壁に穴を開けたりけっこうやりたい放題してましたが、家主のおばあさんとかなり良好な関係にあったので、何となくの「原状復帰」だけでオッケーをもらいました。

しかし、次の店舗では家主さんは頑固一徹で人の意見を聞かない感じの人で、ボクがテナントを借りる際に「完全なスケルトン」にするので、今あるトイレを潰して本当に何もない状態にしてから貸す!と言って聞きませんでした。

トイレを潰されると新しいトイレを作るのに何十万もかかってしまいます。トイレが無いわけにはいかないので、、。ボクは大家さんに掛け合ってトイレを潰さないように頼みましたが、なぜか話は通じず、取り壊す日程も決まったので、もう一度管轄の不動産屋さんに行って、出ていくときに自費でトイレを潰してきれいに片づける旨を書いた書面を作って、一緒に大家さんを説得してもらいました。

人によると思うのですが、大家さんの人柄というのはすごく重要になってきます。あまり馬が合わない人が大家さんでもできるだけにこやかに対応した方が無難です。しかしこっちの要求はちゃんと伝えなくてはなりません。

大家さんの中には、長い間家賃収入がメインの収入で過ごしてきているので、社会経験が浅く、こっちがお金を払って借りているという事を忘れて「貸してやっている」というような態度で来る方もいます。あと高齢で、こちらの言っている事を理解してくれなかったり、年の若い借り主であるこちらを子ども扱いする方もいます。

ボクの2店舗目の場合は、内装にも口を挟んできました。上の画像にステンレスのドアが見えると思います。あれは何だかイメージとは違うので、色塗っていいかどうか尋ねたところ、即答で「ダメ!」と言われました。

テナントの契約を終える時にペンキは綺麗に剥がすから、とお願いしましたが、ダメでした。しかし、どうしてもステンレスのままにしたくなかったので、薄い鉄板を買ってきてそれを扉の形にカットして、鉄板に色を塗ってその鉄板を(いつでも剥がせるように)扉に両面テープで貼るという手法をとりました。

その作業中に大家さんが入ってきて何をしているのか尋ねるので、「扉自体に色が塗れないので、色を塗った鉄板を両面テープで貼ることにしました。」と答え、さっき貼り終えたばかりの鉄板を一部剥がして、いつでも剥がせるということを見せたのですが、ご高齢で少し耳が遠いせいか、理解されずご立腹の様子で帰っていかれました。

その夜家に大家さんから電話がかかってきて、「扉にあんなことをされたら困る!」と、「元に戻しておいてくれ!」、と言われました。

ボクは一応剥がして、店がオープンして大家さんが挨拶に来てくれたに鉄板を貼り戻しました笑。

ボクのやったことがいいとは言いませんが、物件を出ていく時はきちんと鉄板を剥がして、テープ跡も見えなくなるまできれいにふき取りをしておきましたよ。

先述のトイレは退去するギリギリまで取り壊す算段をしていたのですが、長い間借りていたので、その間に高齢だった大家さんは亡くなってしまい、跡を継いだ大家さんの奥さんはトイレは残しておいてほしいと言ってくれたので、トイレは結局取り壊すことなく物件を後にしました。

・工務店に頼んではダメ!

契約書をよく見ると、「指定する工事業者に依頼する」と書いてあることがあります。この場合不動産仲介業者のお抱え業者か大家さんの知り合いの業者などを使うことになるのですが、不動産仲介業者も大家さんもその場合は仲介料を取るので、コストは割高になります。

これも、絶対にその業者を使わないといけないということはありません。知り合いの大工さんにお願いしたい、と交渉すれば大体の場合オッケーしてくれると思います。もし知り合いの大工さんがいない場合でも、電話帳やネットで検索して「工務店」を通さずに直接大工さんにお願いした方が半分以下の値段でできることがほとんどです。

この上の画像は大工さんに入り口を付けてもらった時のものです。この後茶色いステインで渋い感じに変えてしまうのですが、この入り口、不動産仲介業者の薦める工務店で見積もりを取ってみたらなんと「80万円」を超えました!

でも同じ図面を個人の大工さんに見せたところ20万~30万円ぐらいという見積もりだったので、何とか20万円で仕上げてほしいとお願いして最終的に「20万円プラス消費税」で請け負ってもらいました。

これでも分かるように、工務店や不動産仲介業者が紹介するところは見積もりだけは取ってもいいですが、依頼しないのが得策です。見積もりを取ったからお願いしなくてはならないわけではありませんしね。見積もり後に営業の人が来たら、「知り合いの大工さんがやってくれることになったんで、今回はすいません!」と謝っておきましょう。

・使える電気量をチェック

契約に際して重要なのはトイレや電気、電話線などのインフラです。いくら立地と広さや形が理想的でもトイレがなければ、トイレ設置にものすごい費用がかかってきます。もともとトイレがあって配管は来ているのと、まったく何もない状態にトイレを作るのでも全然費用が違ってきます。

電気もブレーカーをチェックしてどのぐらいの電力まで使えるかチェックしましょう。使える電力を知っていないと、例えば、エアコンをかけながらアイロンの電源を入れたらブレーカーが落ちる、みたいなことが起こります。使用する予定のものよりも電力が足りてない場合はブレーカーを増設することができるので、電気屋さんにご相談ください。この場合も工務店には頼まないように!

電力にも「電力」「動力」というのがあって、「電力」は一般家庭用、「動力」は工業用だったりします。動力が通っているとかなりの電力を使うことができるので大型のエアコンなども設置できますが、基本料金だけで優に1万円を超えるのでおススメできません。

敷金、礼金

物件を借りるときによく「敷金(保証金)・礼金」と書かれていますよね。「敷金(保証金)」とは借主が出ていったあとに、家主が「原状復帰」させるのに必要なときに使うお金で、きちんと借りた時のように「原状復帰」させておけば返ってくるお金です。

「礼金」というのは、物件を貸してくれる大家さんにお礼として払うお金です。あんまり釈然としませんが笑、このお金は返ってきません。

敷金礼金も最初の経費と考えるとかなり高額でしんどい出費ですよね。でもこれも大家や不動産屋と交渉して値引きしてもらえます。絶対にとは約束できませんが、すべての取引で向こうから値段を下げてくるなんてことはまずないので、すべての交渉で値段が下がる余地はあるかどうか聞いてみましょう。

最初は値切るのに抵抗があるかもしれませんが、一言聞いてみるだけで数万円やすくなることもあるんですよ。これから海外仕入れに行くと呼吸をするぐらい頻繁に値段交渉しなければならないので初めから慣れていきましょう。もちろん、家賃の交渉も当然行ってください。敷金礼金は一時のことですが、家賃で5,000円/月安くしてもらえたとしたら、年間6万円、10年店が続いたら60万円の値引きってことですから。

・「設備」と「残置」

細かいところですが、気を付けといたほうがいいものは「設備」「残置」と書かれているものに対してです。「設備」とは物件とともにセットで借りているイメージでエアコンが最初から「設備」としてついていれば、大家さんの所有物なので、何か問題があったときに大家さんに頼んで直してもらうべきものです。当然修理費は大家さんが支払います。

「残置」とは前の借主さんが置いて行ったもので、よかったら使ってください、というものです。所有権は大家さんにはなく、壊れたりしても自分で直さなければなりません。なので、契約を結ぶ際に備品がついていたら「設備」「残置」のどちらなのかをチェックしておく必要があります。

この様にテナント物件を契約する際に気を付けることはたくさんあります。雨漏りなど雨が降ってないと分からないことも出てきますが、どこまで不動産仲介業者と家主さんがカバーしてくれるのか、という話をきちんとしておきましょう。

「店舗保険」というのがあって、会社によって細かいところは異なりますが、看板が落ちて人に当たったり、盗難被害にあったり、入り口の窓が割れたり、といろんな店舗経営の不安を割と少額で保証してくれる保険があるので入っておくことをおススメします。

できるだけ経費をかけずにお店を仕上げる方法はその道の従事者に直接電話する、ということです。斡旋してくれる工務店などの場所の斡旋料はびっくりするぐらい高い、ということを肝に銘じといてください。これからも店舗経営に有益な情報をお伝えしますのでお楽しみに~♪

 

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知ってました?意外と簡単、お店のファンをザクザク増やす方法!


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今回は、輸入ビジネスでお店のファンがザクザク増える方法についてお話したいとおもいます!

お店のファンを作る

あなたには足繁く通うお気に入りのお店がありますか?

ボクにはあります。そこの何が気に入って通っているのかというと、

豊富な商品?

おしゃれな雰囲気?

サービス?

、、、違います。いや、違うことはないんですけど、それらが一番の理由ではないです。

一番の理由はそこのオーナーの「人柄」です。もはやお客とお店という関係以上になっているとボクは思っています。ボクの事を理解してくれて、好みも知ってる。だからボクの好きそうなモノが入荷するとまずボクに声を掛けてくれる。

ボクのSNSもチェックしてくれていて、来店するとすぐに「あの後どうなったん??」みたいに自分のことのように興味をもってくれる。ボクより年上で尊敬?まではいかんけど(笑)、ちょっと憧れている兄貴のような存在です。

これがボクがいつも通うお店の特徴です。

これとは別の理由で良くいくお店があります。近所のうどん屋さんです。

よく行くのでボクの顔は知ってると思いますが、特に親しいわけでもありません。何年も通っているけどオーナーのおじさんの情報も「いつもニコニコしている」ぐらいのことしか知りません。雰囲気は少し「やさぐれた」感じです。少し床がべたべたして、10数年前の色あせたポスターがずっと貼ってあるようなお店です。

ボクがそこを好きな理由は、まずうどんが美味しい、というところと、劇的に安い!というところ、家から車で5分の場所にあるというところです。失礼かもしれませんが、いつも人が少ないというところとやさぐれた感じも気に入っています。

そこは巨大なゲソの天ぷら(170円)が売り、なんですが、揚げるおばさんによって揚げすぎていたり、べちゃっとなっているときもあります。基本的にはいい感じで揚がってるときの方が多いんですけどね。でもうどんと出しはブレがなくいついっても同じ美味しいクオリティで出てきます。

オープンキッチンで厨房もよく見えるので、天ぷら場に立っているおばちゃんがどのおばちゃなのかをチェックした後に現物を見てゲソの天ぷらを注文するかどうか決めます。この違いが分かっているところがボクがこのうどん屋さんに来る理由かもしれません。

実はここよりも少し近い場所に2か所別のうどん屋さんがあります。ひいきのうどん屋さんが休みのときにたまに利用しますが、1つはチェーン店のようなところで、愛想もよく、味も美味しくて店内も清潔なんですが、なぜか1番ひいきのうどん屋さんにはなりません。

もう1つは超繁盛店でいつも人が並んでいるので、美味しいんだけどあんまり行きません。ボクの好みよりすこしうどんが細いというところも原因なのかもしれません。

このようにいつも通うお店には理由があります。またなぜかいつも通わないお店にも理由があります。人の好みは様々なので、あなたのお店を全てのお客さんに合わせていくのは無理です。では人が集まってきてどんどんとファンになってくれるお店とはどんなお店なのか考えていきましょう。

あなたがお店のファンを増やす10の条件を挙げてみました♪

・個性がある

現代は情報にあふれ、イメージ先行型社会であるといえます。繁盛店ができてメディアで取りざたされると一気にあちこちでよく似た店が増えます。別の繁盛店ができてまたメディアに出るとまた同じような店がたくさんできます。

そういう店づくりをしていると、時代の流れに乗っているので最初はチヤホヤされるかもしれませんが、しばらくするとどこにでもありそうなお洒落な店の一つにしかなれませんよね。お客さんの目線で店づくりをするのとお客さんに合わせて店づくりするのは全く違います。

まずはあなたのやりたいスタイルを貫く勇気が必要です。あなたのスタイルの中でお客さんが楽しめる店づくりをしていけばいいのです。時代やお客さんの意見で店の方向性を変えてはいけません。あなたのスタイルを理解してもらうつもりでお客さんと接しましょう。分かってくれた人はリピーターになりやがて常連になっていきます。

お店の「個性」というのは、常連さんにとっても嬉しいことです。輸入ビジネスでお店を持つということは、一般の商品に比べてかなり個性的な商品を扱うこととなります。もちろん商品だけでも十分に魅力的ですが、あなたのスタイルを見せることでお店がさらにワクワクする場所に変わります。

お客さんの「特別な場所」に行っているという気持ちを満足させてあげやすい業種でもあります。あなたのスタイル、個性を自由に開放した店づくりを真剣に考えてみましょう。

・お客さん目線で考えているが、スタイルがある

先ほどの話と少しかぶりますが、お客さん目線でモノを考える、というのは繁盛店にとって絶対に必要なことです。しかし、売り上げが芳しくなくなってくると、例えば、お客さんの意見を聞いて店の方向を決めたら喜ばれて売り上げも上がるんじゃないか、みたいに思いがちです。

これは一見前向きに考えているようにも捉えられますが、ショップ経営では完全に「逃げ腰」です。あなたのお店であなたのスタイルでお客さんに喜んでもらわなければ意味がありません。

ボク自身、お客さんにアドバイスされて何かを仕入れたり、お客さんに言われて何かを変えたりしたこともあります。むしろ、右も左も分かってなかった初期の段階で、売り上げも少ないし、自分のやってることに自信もない状態の時に、親切心でお客さんがアドバイスしてくれることがあります。

しかし、お客さんはプロじゃありません。なので、自分が通うのに便利な条件をさもみんなが欲しているように言ったり、聞きかじった他の店の店主の言葉などを持ち出してきては親身になってアドバイスをくれます。ボクもやっとリピーターになってくれた人たちの助言は聞かないといけないと思ってできる範囲で助言の通りにやってみたりもしました。

しかし、そういった言葉には「愛情」はあるかもしれませんが、「責任」は伴ってないのです。ビジネスにおいて責任の伴っていない助言は助言ではありません。それに気づいてからは、常連さんの店の経営や方針に対する無邪気なアドバイスはこっちも「そんなんできたらいいっすね~♪」ぐらいのノリで返すようになりました。

イケてるショップはスタイルをお客さんに提案するものであって、決して提案されたものを鵜呑みにしてはならないのです。お客さんの助言を鵜呑みにし始めると店の「らしさ」が薄くなって、結局どこにでもあるそこそこの店になってしまいます。

・お客さんに興味を持っているのが分かる

大事なお客さんはあなたのビジネスのサポーターです。お客さんがいるからあなたがお店に立っていられるのです。お客さんが何に興味を持ち、どんな仕事をして、どんな家族構成なのか、どんなスタイルが好きなのか、、、と会話の中で得た知識はちゃんと覚えておきましょう。

お客さんがSNSをしているのなら、フォローしてその情報も覚えておきましょう。誕生日がいつなのか、お子さんが生まれたとか、友人が結婚したとか、いろいろな情報が入ってきます。

人は誰かに興味を持たれていると嬉しくなりますよね。それが、お気に入りのお店のオーナーだったりしたらすごく素敵です。もちろん、その得た情報によって、キッズの商品を提案したり、贈り物に適した商品を提案したり、喜ばせ方はいろいろあります。

・お客さんの事を知っている

もちろんお誕生日にはメールしたり、買い付けでそのお客さんの好みでサイズが合いそうなのが入ったら一番に連絡します。衣料品を扱うなら上得意さんのサイズと好み、どんな洋服を持っているか、を頭に入れておきましょう。そうすればお客さんはどんどんあなたのファンになっていきます。

・感謝の気持ちをお客さんにきちんと伝えている

何年も常連でいてくれるともう友達というか、人によっては家族に近い存在になってきます。週末は店に寄ってくれて当たり前、商品入荷の際は買ってくれて当たり前、というのがずっと続くと「ありがたい」という気持ちは薄くなってしまいます。

でも上得意さんはあなたのビジネスを最も支えてくれている存在である、ということを絶対に忘れてはいけません。もちろん感謝の気持ちは伝えないといけませんが、あなたが選んできた商品を気に入って買ってくれたことを、どれだけあなたが嬉しいのかを態度で示しましょう。

・お客さんを喜ばす努力をしている

感謝の気持ちを見せたり、特別に特定のお客さんの好みの商品を仕入れてきたりすることで、お客さんに喜んでもらうことができます。しかし、お店とお客さんという関係であれ、お客さんはできるだけあなたと仲良くしたい、力になりたい、と思ってくれているものです。

人は自分が頼りにされると自分の存在意義を感じて幸せな気持ちになります。常連さんになった人に対しては、感謝の気持ちを伝えるのは忘れてはいけませんが、ちょっとした用事を頼んでみましょう。例えば、店を閉める手伝いをしてもらったり、重いモノを一緒に運んでもらったりです。

最初は申し訳なくてなかなか頼めないかもしれませんが、頼んであげた方が喜んでくれる人が多いです。この店の一員まではいかないけど、友人のように思っているんだと感じてもらうことができます。

・経営者本人が一番楽しんでいる

これが、一番大事ですあなたが楽しんでいると周りも楽しくなります。あなたが好きな仕事を楽しんでやっているのを見て勇気づけられたり、希望を持ったりしてくれる人が大勢います。楽しいことはお客さんとシェアして大笑いしましょう。

しかし、店にとってマイナスのイメージが沸くことを決してお客さんに見せてはいけません。もし経営上で困っていることがあっても、同業者に相談するのはいいですが、いくら数年知っている常連さんだったとしても、経営上の悩みなどを打ち明けてはいけません。

「仲良くなる」のと「なあなあな関係」になるのはまったく違います。精神的に辛い瞬間でも可能な限りお客さんを喜ばせる努力をしましょう。「店長、悩みとかないでしょ?」と言われたらこっちのもんです。ボク自身はよくお客さんに「ウチは夢を売る商売ですから♪」と冗談ぽく言って、ツッコミを受けていましたが、それは本気で思っていたことです。

海外から古着や雑貨を輸入して、それでお客さんを楽しませるのがボクの仕事だと思っているので、モノのやりとりだけならやる意味がありません。人の人生に関わることができる最高の仕事だと思っています。

・取り扱っている商品に深い知識と熱い思い入れがある

古い品物を扱うお店にとって、ある程度「知識」は必要です。しかし、ボクは知識がないとこのビジネスに携われないとは一切考えていません。知識は買い付けの時にまがい物を見分けたり、価値が高いものが安く売っているのを見つけるのには役に立ちます。

知識がないというのを、コンプレックスに感じている若い古着屋さんを見かけることがありますが、好きなものを仕入れていかにその商品のデザインが素敵か、と説明出来たら、あとのうんちくはいりません。お客さんでマニアな人が来てボクもよく教わっていました。教わることでマニアな人を嬉しい気持ちにすることができます。

「知識」より「思い入れ」の方が断然大事なので、知識がないけどビンテージやアンティークの世界に入りたい人は遠慮なくどんどん入りましょう♪

でも店に並べた後はできるだけ詳しく商品のことを調べましょう。自分の店にある商品のことだけでもしっかり知識があれば十分です。

・行くたびに新しい情報をもらえる

いつも話題を探して生きていましょう。新聞やテレビの話題だけではあなたのお店に来て話をする意味がないので、あなたが買い付けで苦労した話や変わったモノを食べた話、変わった人を見た話、などネタを常に探して話す練習をしていれば、お客さんとの楽しい時間を過ごすことができます。

ボクは最初の店に通っているときのことです。当時かなり古い車に乗っていたこともあって、山道を走行中に突然車のブレーキが利かなくなって、前の車をよけるために山に突っ込んで車ごと宙を舞って屋根から地面に落ちたことがあるんですが笑、その話なんか多分200回以上話してます。

お客さんはそんなあなたの情報を聞くのが嬉しいんですよ。

・聞き上手である

聞き上手でないなら、努力してでも聞き上手になりましょう。話を聞いてもらうことはすごく嬉しいものです。こんな言い方をするのは申し訳ないんですが、リアクションはちょっと大きめがいいです。とくに笑う場面と驚く場面。リアクションを大きくするだけで、色んな人との距離が縮まります。

これもお客さんを喜ばせる方法のひとつなので、話すのが苦手だったらせめて聞き上手を目指してください。わざとらしくない大きなリアクションを取る時の秘密は、話をしている相手に興味を持つことです。人というのはどんな人でも面白い、人間くさい部分を持っています。そこに気付いてどんどんと質問をぶつけてみましょう。人は自分に興味がある人が大好きですから。

この様に、好かれるお店は基本的にあなた自身が重要になってきます。商品ももちろんすごく大事ですが、あなた自身がお客さんに喜んでもらおうという気持ちが一番大事です。

 

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古着屋さんも資金調達は超重要です!日本政策金融公庫利用の仕方!


「古着屋開業」を目指すあなたの塾です!アメリカ、タイで古着・雑貨買い付けの全て(アメリカでの運転や輸入、インボイス、ディーラー交渉術、危機管理、融資の受け方、テナント契約、内装外装の節約術、格安什器、まで)じっくり学んで開業できます!気になった方は下記フォームより無料のメールマガジンをプレゼント!


★ 直接海外で仕入れる輸入ビジネス(古着屋、雑貨屋、家具屋、アクセサリー屋、並行輸入など)の始め方講座のノウハウ、起業準備編です!

前回のブログで資金調達の種類についてお話しました。今回はその中の「日本政策金融公庫」で融資を受ける手順についてレクチャーしたいと思います。

銀行や信用金庫なども基本的には同じような手順を踏むので、流れを押さえておけば、気をつけるべきところが理解できます。

・まずは「事業資金相談ダイヤル」に電話して申し込み手続きの手順や必要書類などを確認しておきましょう。

「創業計画書」の提示を求められるので、創業計画書をダウンロードして記入します。この際に、めんどくさいかもしれませんが、空きスペースなくきっちり字で埋めるようにしてください。

「オレの起業に対する意気込みを喰らえ!」ぐらいの気持ちで書きましょう!「事業の見通し」の欄の売り上げ等の数字は大きすぎず、ちょっと多めぐらいで記入します。このぐらいは売り上げを上げる!という気持ちを表します。ちょっと多めというのは、あなたが予想する一日の売り上げよりもちょっと多いという意味です。

損益分岐点

まず計算の基本になるのは「損益分岐点」の計算です。損益分岐点とは読んで字のごとく、「損」「利益」の分岐となる「売り上げ」の点です。

まず、固定費(毎月売り上げ高にかかわらず出て行く費用のこと)を計算します。例えば、家賃、光熱費、あなたの人件費、電話・インターネット接続代(通信費)、駐車場料金などです。

そして変動費(売り上げに応じて変動する費用)を計算します。原価や仕入れ費などです。ざっくり言うと、古着やアンティーク雑貨などの直接輸入品の原価は30%前後です。海外で買い付けた商品のだいたい3倍から4倍以上の値段を付けます。

これだけ見ると暴利をむさぼっているように思えますが、これは海外の現地で買い付けた時の価格に対して3倍以上ということで、買い付けに行く時にかかる、飛行機のチケット代、レンタカー代、ガソリン代、宿泊代、発送費用、関税などはふくまれません。

買い付けの経費も変動費になります。渡航先がアメリカのカリフォルニアであれば、ざっくりとですが、

チケット代(往復) 8~13万円

レンタカー代 車種にもよりますが保険(インシュアランス )も含め、一日5,000円~8,000円かける日数

宿泊費 大体モーテルと呼ばれる車で行って素泊まりするタイプのホテルに泊まります。一泊4,000円~10,000円かける日数

商品代 お店の規模によりますが 100万円~200万円ぐらいでしょう

送料と関税 シッピングカンパニー(輸入業者)に頼むと、だいたい18 inch x 18 inch x 24 inch (約46cm x 46cm x 61cm)の大きめの箱で、数や重さや内容物によって値段は変わってきますが大体一箱6,000円~10,000円ほどです。インボイス(税関申告に必要な書類)に書いてある商品の価格によって大きく左右されますこれは関税も関税の手続き代も含まれています。

食費 食費はホンマに人それぞれだと思いますが、ファストフードスーパーで食材を買うのが安いです。パンを買いだめして食費を削るひともいるし、ボクみたいにある程度いろんなジャンクフードのお店を試すのを楽しんだり、アジア料理やメキシコ料理のお店にも入ったりして食で楽しむタイプもいます。日本から大量のカップラーメンを持って行く人もいましたよ。

損益分岐点は「損」「利益」の分岐の点だと言いました。ということは売り上げから経費(固定費と変動費を足したもの)を引いて「0」になるところです。

【売り上げ】ー【経費(固定費・変動費)】=0

この計算をすると、最低どれだけ売ったら店を事業を存続できるのかが分かります。「そんなギリギリでやりくりするつもりはないよ!」という声があるかもしれませんが、この数字を知っているのと知っていないのとでは経営に関する判断が大きく変わってきます。

損益分岐点を中心に「創業計画書」に記入する金額は利益をどれだけ出すか、を考えてあまり現実から離れすぎない数字にします。この時点ではあなたの人件費も決めておかなければなりません。

最初は損益分岐点より少し利益がでる計算で、1年後や軌道に乗ったら利益を50万~100万ぐらいになるように調整して計算してください。

借り入れ申し込み書」を記入して申し込みます。郵送でも大丈夫です。

「借入申込書」に添付する書類

※創業計画書を提出したら企業概要書の提出は必要ありません。

面談

資金の使い道や事業の計画などについて聞かれます。

準備する書類は、事業の計画表(経費や予想売上などが入ったもの)、資産や負債のわかる書類(持っている金額が分かるもの、ローンなどがあればそれが分かるもの)

融資

融資が決まると、借用証書などの契約に必要な書類が送られてきます。

契約手続きが終わると融資金が口座に振り込まれます。

返済

・返済は月賦です。

・返済方法は元金均等返済、元利均等返済、ステップ返済が選べます。

元金均等返済  毎月支払う返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法です。返済額(元金+利息)は返済が進むにつれ少なくなります。返済開始当初の返済額が最も高いため、当初の返済負担が重いので借入時に必要な収入が高くなります。

元利均等返済 毎月の返済額を一定に設定した返済方法です。同じ借入期間の場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなります。

ステップ返済 初めの返済額を抑えて、段階的に返済額を上げていく返済方式です。

※ 起業してない状態で返済方法を決めるのは大変難しいと思いますが、段階的に返済額が上がっていくステップ返済を選ぶのはおススメできません。売上が思うように伸びなかったり、不測の事態が起こった時に対応できないですからね。

以上が融資を受ける際の流れです。

最後に融資を申し込む際に

不利になる条件

についてお話ししましょう。

・過去に経験がない

実は過去に経験がないというのは、不利になります。経験があった方が事業の失敗が少なく返済も滞らないだろう、という考えですね。新規参入でもフランチャイズなどは本部からの指導があるので、融資を受けやすいです。

しかし、輸入ビジネスでは融資してもらう金額は新車を買う程度なので、下記の様々な不利になる条件に該当しなければ、そんなに厳しい審査はありません。もちろん「赤ぎ塾」でコーチングを受けていれば、事業計画表の添削もさせてもらうので、より審査が受かりやすい状態で審査に臨むことができます。

・自己資金がない

自己資金がないと、準備不足だとみなされるので、融資は受けにくいです。最低融資を希望する金額の3分の1、か半分は自己資金を準備するようにしましょう。

・計画性がない

事業計画書に書かれている事柄が思いつきなんじゃないかと思われたり、まったくのお花畑のような話だったりするのは審査に通るのは難しいです。融資を受けられる人はきちんと計画を立てて、それに向かって準備しているとみなされた人です。

・滞納が多くクレジットに傷がある

携帯料金や公共料金、家賃など月々の支払いの滞納が目立ったり、クレジットカードなどでブラックリストにのっているような人は審査が通りにくいです。

・自己資金が「みせ金」

「みせ金」とは自己資金があるように見せるために、短期で知人などからお金を自分の口座に入れておく行為です。これは違反行為なので融資を受けることができないばかりか、日本政策金融公庫からしばらく融資を受けることができなくなります。融資の審査では半年以上前からの通帳をチェックされます。金融のプロがチェックするので「みせ金」はまずバレると思って間違いないでしょう。

・サラ金など利息の高い金融機関からお金を借りている

サラ金や、カードローン、クレジット・ローンなどの高利息の金融機関からの借金がある場合は、融資の審査時に自己資金をかなり低く見積もられるので注意です。

・面談で感情をあらわにしてしまう

融資の面談ではかなり突っ込んだ質問もされることもあります。あなたの考えの甘さを指摘されることもありますが、面接官にキレてしまったりしてはもちろんダメです。ボクが融資の審査を受けた時は、かなり無表情で事務的な面接官で、ズバズバと物事を言うタイプでした。

決してこっちの起業の相談を受けているという態度じゃなくて、事務的に返済能力があるかないかだけを見抜く機械のような人でしたね。銀行じゃないので笑顔を作ったりしないんでしょうね。そういう人にあたっても自分の未熟なところを指摘してくれてありがたい、と思って乗り切りましょう。

・準備不足

きっちりしたキャッシュフロー(お金の出入り)計画書、自己資金、明確な事業計画を持って審査に臨みましょう。

できれば1年から半年前から融資を受ける準備を始めましょう!日本政策金融公庫で融資の審査に落ちてしまうとしばらく融資の審査が受けられないこともあるので、準備はしっかりとして審査に臨みましょう。

 

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ご存じですか?海外買い付けした古着を日本で販売する3つのルート!


「古着屋開業」を目指すあなたの塾です!アメリカ、タイで古着・雑貨買い付けの全て(アメリカでの運転や輸入、インボイス、ディーラー交渉術、危機管理、融資の受け方、テナント契約、内装外装の節約術、格安什器、まで)じっくり学んで開業できます!気になった方は下記フォームより無料のメールマガジンをプレゼント!


★ 直接海外で仕入れる輸入ビジネス(古着屋、雑貨屋、家具屋、アクセサリー屋、並行輸入など)の始め方講座のノウハウ、起業準備編です!

今回は海外で直接仕入れた商品を日本に輸入したあとに販売する主な方法についてお話します。

一つずつ単独で行うことも、2つを組み合わせることも、3つ同時進行することも可能な方法です。

あなたは今「はじめてでも、英語が苦手でも、絶対にできる個人輸入ビジネスの始め方教えます♪」という長い名前で、何を目的に書かれているか一目瞭然のこのブログを読んでくれているということは、直接買い付けの輸入ビジネスに興味があるか、試そうとしているかのどちらかだと思います。

「まったく興味もないし、試してみる気もさらさらないけど読んでるよ♪」という人がもしいたら、気付かないうちにボクの想像を超えたところで新たなニーズが生まれつつあるのかもしれませんが、今回はそういう方じゃないほうのあなたをターゲットにお話ししていこうと思います笑。

あなたが輸入ビジネスをしていく上で、重要になってくるのは「仕入れ」「販売」です。いいものをできるだけ安く仕入れる努力をしないと「利益」を出すことはできません。「販売」が滞ると、在庫ばかりが増えていくことになります。

今回は「仕入れ」「販売」のうちの「販売」についての講座です。

販売方法の種類

一口に「販売」と言ってもいろんな種類の販売方法があります。

・ネットショップ販売

・ネットオークション、フリマサイト販売

・フリーマーケット販売

・店舗販売

・卸売り

・委託販売

などです。

その前に、、、

海外から古着やアンティークなどのユーズド商品(セカンドハンド商品)を輸入して日本で販売する場合に「許可」はいるのでしょうか?

日本で中古商品を仕入れて販売する場合は「古物商許可」をとる義務があります。それは盗品が古物市場に出回るのを防止する意味合いと被害が広がるのを防ぐ意味合いがあります。

しかし、海外で直接買い付ける、もしくは海外の業者に商品を送ってもらってビジネスをするという場合は、「古物商許可」をとる必要はありません。

なので、「古物商許可」を取る必要はないのですが、ネット販売の場合などに説明文の隅に「古物商許可番号」を提示することでお客さんに「安心感」を持ってもらうことができます。

中古品市場というのはいわゆる「海千山千」のいかがわしいモノや盗品などがはびこるカオスな世界なので、国(古物商許可は警視庁の管轄です)が認めた証書を示すということは大きな「違い」を見せることができます。

2018年10月現在、申請にかかる費用は19,000円です。自分で申請を行えば19,000円で済みますが、行政書士などのプロにお願いするとプラス3万~5万円ぐらいのコストになります。

ネット販売があなたの収入のかなりのパーセンテージを占める場合は「古物商許可」を取っておくことをおススメします。一般の人は海外仕入れだからといって「古物商許可」をとる必要がないことを知りませんからね、、、。

ネット販売

まずは一番お手軽なネットでの販売について考えていきましょう。

・ネット上で自分のショップを持つ

ネットであなたのショップを構える方法について考えてみましょう。フリマサイトやオークションサイトが大人気の中、あえてネットショップを構えるメリットとはいったい何なのでしょうか?

ネットショップというと、ヤフーや楽天などの「大手が提供してくれる雛形に合わせてショップをオープンする方法」「自分でホームページを作って売っていく方法」があります。

大手が提供してくれるショップは簡単に出店でき、サイト内で百貨店の1店舗のような気持ちで販売できるほか、集客もしてくれます。企業にもよりますが、いろんなメリットが付いている分、コストは高めです。コンサルをしてくれるところも多いので売り上げが伸び悩んでいるときなどは相談にも乗ってくれます。

物流企業と提携を結んでいるサービスを持っているので、発送コストを下げたり、お客さんの負担を軽減したりできます。

しかし、ショップ自体のカラーを出すことが難しく、お客さんはあなたのショップにまず入ってきてから買い物するわけではなく、サイト内で検索していきなりあなたの商品にたどり着きます。それは、便利な反面、あなたのショップのテーマが伝わりにくく、常連を掴むことが難しくなります。

それとは反対に、自分でホームページを作って自由に店舗経営をする方法もあります。ホームページは業者に委託するとSEO対策などもやってはくれますが、高いコストがかかります。

大手起業のサイト内にショップを持つのは百貨店のに店を出すようだと言いましたが、自分でホームページを作ってショップを開くのは、郊外型の店舗を持つ感覚に似ています。

郊外型の店舗の様に自分のホームページでショップを立ち上げるとなると、集客は自分で行わなければなりません。SEO対策(Search Engine Optimization、 検索結果 で自分のサイトを多く露出させるために行う対策)が必要となります。

グーグルなどの検索サイトで検索されたときに、できるだけ上位の検索結果になるように勉強し定期的に変わる傾向をつかんでついて行く能力が必要となってきます。

SNSやブログなども総動員して、自分のサイトに来てもらう努力をします。ネットショップで固定客を掴んでいこうと思うと自分のサイトでショップを作るのがいいでしょう。初めだけプロにサイトを作ってもらうのもいいかもしれません。

売りたい商品を目立たせたり、突然セールを始めたり、新入荷情報を流したり、ほぼ自由にサイト内ショップをクリエイトすることができます。手間はかかりますが、大手サイトの様に売り上げの何パーセントとかを払わなくてもいいので、コストは抑えて運営することができます。

・オークション、フリマサイトで売る

一番手軽に売り始めることができるのはオークションやフリマサイトを利用することです。ヤフオク、メルカリ、ジモティーなどがよく使われています。スマホだけあれば出品から販売、発送、清算とすべてのやりとりができる便利なサイトです。

メリット 利用者数が多い、利用が簡単という理由が挙げられます。最終的に値段を下げれば売れる。

デメリット 値段設定が安い、値切られる、固定客がつかない、売り上げから何割か取られる、ものによっては送料は出品者側負担が当然、ビンテージや物自体がすごくいいものでもノーブランドであれば検索にすら引っかからない、などです。

気を付けるポイント 写真が命です。できるだけ写真をお洒落にとる練習が必要です。小物用にちいさな卓上スタジオを作ったり、反射板などで光を当てて商品をより綺麗に見せる努力が必要です。説明文にウソは絶対にダメです。ダメージや汚れなどは正直に詳細を書いて、できればアップの画像も載せましょう。

出品者の「評価」もお客さんは購入時にシビアに見てくるので、できるだけ悪い評価をもらわないようにする必要があります。いろんな人の悪い評価をみると、だいたいがクレームに対して返品されまいと厳しい言葉を返して喧嘩になってしまっています。

クレームには真摯に向き合って、何かあったら返品、返金するという覚悟でいると悪い評価は減ってきます。ボクの場合は一応ノークレームノーリターンを匂わせる文章を入れておりますが、すべてのクレームに返品返金で対応するようにしています。

時には返品送料も払うのでマイナスにはなりますが、評価に傷がつかないということは「信用」になります。信用は新たなお客さんを呼べるので、クレーム自体を「勉強だ」と思って改善するようにしています。洋服や雑貨だったら、きちんとダメージなどのデメリットを伝えておけば、半年に1回クレームがあるかないかなので、大したことではありません。

フリマ、オークションサイトは自分のサイトと並行して商品を載せておくのもいいかもしれません。写真撮って、サイズ測って、説明書く手間は一緒なので。自分のサイトはいいですが、フリマ、オークションサイトでは「売り消し」を絶対に忘れてはいけません。

きちんと対応していても、落札された商品の在庫がなければこっちがどれだけ本気で謝っても大体は悪い評価をされますから。悪い評価をもらったときも、あなたに落ち度があれば素直に謝りましょう。マイナスの評価があっても対応が誠実だったらプラスイメージを持たれることがあります。

ボク的には、検索されるワードを見出せる商品、例えば、ナイキ、イームズ、ファイヤーキング、、、などネームバリューのあるものから先にオークション、フリマサイトに出品するのをおススメします。

買い付けをしていると、日本では無名なのにとてつもなくいい商品というのに数多く出会います。こういうものは仕入れ値がそこそこ高いのに日本での知名度が低いので、メジャーサイトで売るのはかなり不利になります。

そのような無名の逸品は実店舗か自分のサイトやブログでその良さを熱く語って買ってもらうのが向いている商品です。こういう面白いモノをたくさん仕入れれる目が肥えてくると、オリジナリティーが出て固定のお客さんが増えてきますよ。

 

フリーマーケット、イベント出店

フリーマーケットなどは実際にショップを構えるシュミレーションとしてとてもいい練習になります。参加するのも割と簡単で、あなたの住む地方の情報誌などに載っているイベントの募集に書いてある方法で申し込みます。

その際にあなたの名前と連絡先、屋号などを聞かれるので、屋号(ショップの名前)を考えておくといいでしょう。できれば将来自分のショップにつける名前と同じ名前がいいと思います。なぜなら、定期的にフリマに参加していると固定客がついてきますし、店の名前も覚えてもらえます。

そうすると、実際に自分のショップを立ち上げた時に、いきなり常連さんがいるというメリットもあるし、名前を憶えてくれた人が「あのフリマのお店と同じ名前やけど、もしかして、、。」と入ってきてくれることもけっこうありますよ。

フリマ参加のメリットは、

店を出す前に練習ができること

失敗を修正してより良い店づくりに役立てることができること、

常連を作ることができること、

名前を売っておくことができること、

あなたの店の商品のトレンドが分かること、

お客さんはどのぐらの値段なら購入してくれるか分かること、

接客の練習ができること、

商品の陳列や見せ方の工夫の仕方が分かること、

同業者の知り合いができること、

異業種の知り合いができること、

などいいことばっかりです。

デメリットは、、、そうですね、、、値切られてしまうってことでしょうか。しかし、あなたが海外からわざわざ買い付けてきた商品で、いいものばっかりをセレクトしていることなどを分かってもらうことができたら、値切られにくくなります。

商品をいいモノに見せるのは、「陳列の仕方」と、「店の雰囲気」と、「あなたの立ち居振る舞い」「説得力」です。いいものを揃えている自信があるのにお客さんに足元を見られてしまうのには、これら内のの何かが足りないと考えてください。いくらいいモノでも適当に置いてあるだけなら買いたたかれるし、普通のものでもあなたの努力で価値を上げることができます。

実際のモノの価値よりもあなたが付加価値を付けて、買ってくれたお客さんにお得感や幸福感を与えることができたら、あなたの言い値でモノが売れるようになります。人は単にモノを買うだけではなくて、あなただから買う、というように思ってもらえるように日々人間関係を構築していかなければなりません。

フリマ出店をするようになったらSNSやブログで出店場所や出店時間、おすすめの商品や新入荷などの情報をアウトプットしましょう。古着ならコーディネート案や、雑貨なら複数のテイストの商品をセットとして並べた画像をアップして、セット買いをしてもらう努力をしましょう。

このような理由でフリマ出店はおススメです♪なんせ楽しいですし。

店舗販売

店舗での販売については前のブログで、なぜ輸入ビジネスの店舗販売があなたの人生を幸せにするのかを詳しく書いておりますのでチェックしてみてください。いろんなビジネスがある中で、最高に刺激的で楽しいビジネスです!

おまけ

卸売り委託販売について。

委託販売は店の一部を借りて自分の商品を置いてもらう、という販売方法です。知り合いのお店に置いてもらいうということもあります。しかし、基本的に知り合いの店は知り合いの店の商品の方を売りたいし、場所貸してる方としても場所代が入ればそれでいい、みたいなところが多いので、あまり売れません。

しかも、なぜ売れたのか?どんな人が買ってくれたのか?という分析ができないので、売れてお金は入ってくるかもしれませんが、次へ繋がりにくいので赤ぎ塾的にはおススメはしません。しかし、いろいろと試してみていいところや悪いところを発見するのは大賛成なので、興味があれば一度ぐらいどんなもんか試してもいてもいいかもしれません。

「卸売り」はいきなりビジネスの立ち上げ時からは難しいと思いますが、同業者や近い業種の知り合いができたら、海外買い付けの際に注文をとって卸売りをするといいでしょう。

あまりにも細かい注文に対応していると、あなたの買い付けに支障をきたすので、「ロック系のTシャツ30枚」とか「ファイヤーキングなどのビンテージ食器を10点」ぐらいの幅を持たせた注文だけを受けましょう。卸値はだいたいあなたの店の売値(上代といいます)の4~6割ぐらいが妥当なところです。

今回は直接買い付けした商品の販売ルートについてお話しました。実店舗をしながらネット販売は是非やってください。ネット販売の売り上げに助けられる時が必ずあります。フリマは大体週末や祝日にあるのでなかなか店を休んでは参加できないと思いますが、フリマ専用のバイトを雇って、ショップ経営で売れ残った在庫を安く売ったり、実店舗の宣伝をしてもらったりすればいいでしょう。

SNSやブログは絶対にやった方がいいです。商品の情報はもちろん、あなたの趣味や生活の出来事なんかもどんどん載せて話題作りをしてください。あなたの人間性を知らせることで店に愛着をもって通ってもらうことができます。

いろんな角度から収入が入ってくるシステムを持っておくことが、安定した経営に繋がります。

 

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お金に余裕のない個人が少ない資金で始める古着屋ビジネスの方法!


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起業の資金どうする?

今回はお金に余裕のない個人がすぐにでも輸入ビジネスで起業したい、というときに頼りになる方法についてお話したいと思います。

今この「はじめてでも、英語が苦手でも、絶対にできる個人輸入ビジネスの始め方教えます♪」という長い名前のブログを読んでいるあなたは、輸入ビジネスで起業するのを夢見ているか、その手前で「ちょっと興味あるかなぁ。」ぐらいの感じじゃないかと思います。

興味があったり、起業する気がある場合に、障害となるトップ2は「ふんぎりがつかない」という理由と「資金がない」という理由だと思います。

「ふんぎり」については、「マインドセット」のカテゴリーで輸入ビジネスを始めると得られるメリットや幸福感、心構えや、あなたの夢の実現の妨げとなるドリームキラーの対処法、などについて書いてありますので、気持ちの整理がつかない時に読んでみてください。

今回は資金繰りについて考えていきましょう。一般的に輸入の「古着屋さん」「アンティーク雑貨屋さん」を開業するのに「最低」必要な資金は300万円前後だと言われています。ボク自身が初めの店を閉めて移転して、シャッター開けたらコンクリートの壁と小さい窓しかないがらんどうの倉庫のようなテナントで、1から店をつくる(買い付けの費用も含め)のにも大体300万円ほどだったと思います。

この300万円には店舗取得の敷金礼金(家賃の3か月分85,000円かける3か月= 255,000円)、初月の家賃(85,000円)、入り口の製作費25万ぐらい(入り口作らないとシャッター開けたらいきなり店内、っていう感じだったので)、電気工事12万ぐらい(クーラー設置費でもクーラーは前の店舗から移動)、店内の内装費10万ぐらい(ホームセンターで買った木材ですべて自分たちで行いました)、買い付け費用に120万円ぐらい。少し少ないですが残りは運転資金に残す、という感じでした。

でも、ボクの場合前の店から流用できたものが結構あるので、この中で必要と思うものがあればあなたにはその経費も上乗せされることになります。例えば、レジ、レジ台、ショッピングバッグ、ポイントカード、ハンガーラック、棚、テーブル、ソファーなどのインテリア、ハンガー、エアコン、オーディオなどです。

ウチは夏でも冬でもドア半分開けて営業していたのでドア枠にエアカーテンをつけて外の温度が中に入ってこないようにしていました。エアカーテンも前の店舗からの流用です。

人によって違うと思いますが、厚物縫いができるミシン、パソコン、プリンター、作業台、オーディオなどもオープン時に絶対必要と考えるなら経費に組み込んでおいたほうがいいと思います。

夢が広がっているのでオープン時には完ぺきなお店にしてないとアカン!と思うかもしれませんが、6割か5割の仕上がりで大丈夫です。なぜなら、内装などの店主のこだわりの部分というのは店主が期待するほどお客さんは気にしません。お客さんが見たいのは「商品」なんです。

なので、何となく目指している雰囲気が作れたらお金を残して最高の「商品」を仕入れる努力をしましょう。内装や備品などなはゆっくり集めていけばいいんです。何やったら、レジも初めは買わなくてもいいと思います。

お会計が手計算ならお客さんとコミュニケーションとりやすいでしょ。「いやー、まだレジ買ってないんですよね~。」みたいなところから話を広げていきましょう。不備があってお客さんに突っ込まれるところはコミュニケーションをとって仲良くなるチャンスです。

なので、店の大きさにもよりますが(ボクのお店は18坪ほどでした)、きちんとした店の形にするのに初めには350万円~400万円ぐらいは必要になってくると思います。運営資金は最低3か月ぐらいは用意しておいたほうがいいでしょう。でも、すべて自分で内装を作って、什器(ハンガーラック)や棚などもアイディアで安くお洒落にできるので250万ぐらいでもお店を作ることはできます。

できるだけ安くお店の内装などを作る方法はこれからのブログで明らかにしていきますのでお楽しみに♪

では250万円~400万円ほどの資金を手に入れる方法を一緒に考えていきましょう。

資金調達方法を考える

1自己資金

初めからこれがあれば一番いいのですが、大体は自己資金を貯めるまでに時間がかかってしまいます。不測の事態で貯金の中から支払わなければならないこともしばしばです。モチベーションを保つのが大変です。

メリットは金利負担がないこと。利息や返済の心配がないので最も精神的にはストレスの少ない方法だと言えます。

2身内(親族、友人)からの借り入れ

相談しやすい身内から借りるという方法です。後にトラブルになることが多いので、いくら親しくても、きちっとした契約書を用意して返済の期日や額を明確に記載して守る必要があります。売り上げの増減によって支払いが滞ると人間関係の崩壊を招く恐れがあるので、決しておススメはしません。

しかし、両親か祖父母からの「ある時払いの催促なし」みたいな状況があるならいいかもしれませんが、気持ちが甘えて緊張感を失せさせる引き金になったりするので注意が必要です。

3 消費者金融

メリットは簡単に申し込みができてすぐ入金される、というところだけです。利息が高いので将来苦しまされることが見えている方法です。いくら大儲けできる自信があったとしても、消費者金融で起業の資金を調達しては絶対にいけません。「地獄」への入り口になりうる恐ろしい方法だと思ってください。

4 融資(銀行、地方銀行、信用金庫)

大手銀行は審査のハードルが高いので最初は難しいと思います。地方銀行や信用金庫などには創業を支援する専用ローンを設けているところや、金利がかなり安いカードローンなどを設けているところもありますので、トライしてみるのもいいかもしれません。

300万円前後なら個人で自動車を買うぐらいの金額なので比較的貸し渋らずに貸してもらえると思います。現在借金の返済がなく、ブラックリストに載ったこともなければ、ですが、、。どちらにしろ、自己資金がゼロでは無理ですので、300万円必要だとすれば自己資金で最低100万円は持ってないと融資の話にはならないと思います。

気を付けないといけないのは、融資の際に銀行口座の残高を見せることになるのですが、金額が足りないという理由で短期で知り合いなどにお金を借りて合計金額だけ十分にあるように見せる「見せ金」のような行為はトラブルの元である上に、万が一やるならよほど巧妙にやらないと金融のプロにはすぐ見抜かれて融資してもらえなくなります。正攻法が一番です。

5 信用保証協会

「信用保証協会」は、事業資金を調達する際に協会が保証人になって金融機関から事業資金を借りやすくしてくれるという公的機関です。
全国各地に信用保証協会があります。創業前でも申し込みができるというメリットがありますが、支払利息の他に保険料の負担があります。銀行や信用金庫に断られたら考えてもいいかもしれませんね。

6 日本政策金融公庫

もとの国金「国民生活金融公庫」です。いろいろな制度があるので一度出向いて話を聞いてみるといいでしょう。「新創業融資制度」は申し込んだから融資実行までに期間が1か月と短い上に、無担保無保証、連帯保証人不要といったメリットがあります。そのうえ、また、30歳までの若者や女性、55歳以上のシニア対象の融資プランがあるなど起業を支援することを目標としています。

「日本政策金融公庫」で融資を受ける場合も最低必要な額の3分の1は自分で用意できた方がいいでしょう。

しかし、お金を借りてビジネスをするということは、いちはやくビジネスを開始できるというメリットがありますが、初めての起業で売り上げが心もとない状態で家賃、光熱費、自分の生活費、電話代、などの上に「返済」が乗っかってきます。思っているよりしんどいので、できるだけ自分のお金で始めるのが得策かもしれません。

必要な資金が300万円だとします。200万円を自分で用意して、200万円融資を受け、400万円にします。その中の300万円でビジネスを立上げ、100万円は運転資金と不測の事態に備えるといった具合にしておいた方が心に余裕を持って軌道に乗るまでを過ごすことができます。

300万円では思い描いた100%のクオリティのお店をまだ作れていないでしょうが、取っておいた100万円をそこに費やしてはいけません。利益を出して、それを使ってゆっくりと理想の形に近づけていくことが大切です。でなければ自分の店というのは自分自身のようなものなので、際限なくお金を費やしてお洒落にかっこよくしてしまおうとしてしまいがちです。

あなたがこだわったほどはお客さんは分かってくれません。内装なんか見ていません。残念ながら、商品がお客さんの第一の関心事であって、第2の関心事はオーナーであるあなたと話をすることです。

これはボクの初めの店で、店の雰囲気をガラッと変えてみようと、2週間店をお休みにして店内の壁を全部塗り替え、天井のむき出しのパイプ類をぜんぶ赤で塗って、新しいハンガーラックを自分たちで作ってビンテージっぽいブルーで塗って、ライトもアンティークショップでそろえたビンテージなランプに変えて、レジの位置も変えたときのことでした。

この「大改装」をしたときに、スタッフとお客さんからの称賛の声を期待してたんですが、2週間経っていざオープンしてみると「レジの位置変えたんですね。」っていうのはさすがに言われましたが、ボクらが言う前に内装が変わったのに気付いた常連さんはほぼ皆無でした笑。

当時レディースは取り扱ってなかったので、常連さんはほぼ男性だったのが敗因(笑)だったかもしれません。だいたいの人は言われないと内装の事を気にしません。ホンマにびっくりするぐらい気付いてくれませんでしたよ。

その後何年か経って、店内のストックルームを全て販売スペースとして使うためにまた3週間店を閉めて、大改装を行いました。コンクリートの床部分に絨毯を敷きつけたり、それまであった店とストックルームの壁をぶち抜いて、大きな木のテーブルを自分たちで作って店の真ん中にドンと置きました。でもオープンしたときに店が広くなったのには気づいてもらえましたが、細かいこだわりの部分はほぼ無視でした笑。

これでボクらが感じたのは、思い入れの違いです。ボク達にとっては大事な商品をできるだけかっこよく見せて、大事なお客さんにボク達の目指すスタイルを伝えるのが「店構え」だと信じているので、できるだけ手の込んだものにしたいと思いがちです。

でもお客さんの方は、ざっくりとした店のイメージしか覚えてなくて、商品を見ることとボク達といろんな話をすること以外にほとんど興味はありません。ありがたいことではあるのですが、何週間も店を閉めたりお金をかけて内装を変えたのを賄えるほどの上乗せの売り上げはなく、店を開いた状態で少しづつ地道に改装しておけば良かったと反省しました。

店に対する「想い」というのはとても大切なもので、それが薄いと店内の汚れやスタッフの気のゆるみにもつながってお客さんに「悪い印象」を与えてしまいます。なぜか悪いところには人はすぐ気づくもので、自分が受けたサービスなり笑顔なりかけられた言葉にこっちの気持ちが入っていないとすぐに気づかれてしまいます。

しかし、「想い」が強すぎて完璧にしようとしすぎると時間とお金が出て行ってしまいます。この「ボクの失敗」を頭の片隅に置いて、店づくりをするときに役立ててください。お洒落な店舗を安く作る方法はまた後のブログでお話します♪

 

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Win-Winの法則。古着ビジネスが価値をもたらし自分も利益を得る!


「古着屋開業」を目指すあなたの塾です!アメリカ、タイで古着・雑貨買い付けの全て(アメリカでの運転や輸入、インボイス、ディーラー交渉術、危機管理、融資の受け方、テナント契約、内装外装の節約術、格安什器、まで)じっくり学んで開業できます!気になった方は下記フォームより無料のメールマガジンをプレゼント!


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今回の講座は「Win-Win」の法則と、あなたのビジネスがお客さんや取引先など周りの人に価値をもたらし、あなたも利益を得る、とはどういう事なのかをお話したいと思います。

利益

「利益」とは何でしょうか?利益とは売り上げから人件費、固定費、光熱費など引かれる経費を引いた残りのお金です。

よく企業は「利益」を得るために存在している、と思っている人が多いですが、実はそうではありません。「現代経営学」「マネジメント」の概念を発明したことで有名なピーター・ドラッガー氏は、

“事業体とは何かを問われると、たいていの企業人は利益を得るための組織と答える。たいていの経済学者も同じように答える。

この答えは間違いなだけではない。的はずれである。”

とはっきりと企業は利益を出すことが目的ではない、と断言しています。

そして彼は、

“もちろん、利益が重要でないということではない。利益は、企業や事業の目的ではなく、条件なのである。また利益は、事業における意思決定の理由や原因や根拠ではなく、妥当性の尺度なのである。”

と説いています。わかりやすく言うと、「企業」というものは、利益を出すために存在しているのではありません。「社会的な役割」を果たすために企業は存在しています。でも、「利益」を出さないと企業の活動を存続できないので、「利益」について常に意識しなければなりません。

しかも「利益」というのは企業がやっていることが、社会的に意味があるかどうかの尺度となるので、利益が上がれば企業の存在価値が上がるということです。

そして彼はこのようにも話しています。

“利潤動機なるものは、的はずれであるだけでなく、害を与える。このコンセプトゆえに、利益の本質に対する誤解と、利益に対する根深い敵意が生じている。この誤解と敵意こそ、現代社会における危険な病原菌である”

利益や利潤を起業の活動目的にしてしまうことは、的外れなことであるだけでなく、社会に「害」をもたらします。「企業は利益利潤を目的として活動している」という考えのせいでたくさんの人が「利益」に対して誤解をし、敵意を持っています。

「利益」「社会貢献」がまったく相反するものであるという間違った考えです。このように「利益」の誤った解釈が現代社会に危険な影響を及ぼしています

Win-Winの関係

ビジネスの世界で「Win-Win」という言葉がよく使われます。「自分も勝って、相手も勝つ」状況という状態です。これは当事者が両方とも望んだ結果を手に入れる状態で人間関係においても好ましい状態と言えます。

しかしドラッガー氏が言うような「社会貢献」を目的とせず、利潤目的の会社があることでWin-Winの理想が崩されてしまいます。Win-Winとは異なるパターンの関係を見ていきましょう。

Win-Win さきほど触れた、「自分も勝って、相手も勝つ」という状態です。

Win-Lose 「自分は勝って、相手は負ける」という状態です。相手を蹴落として自分だけが利益を得るということです。

Lose-Win 「自分は負けて、相手は勝つ」という状態です。相手が勝つ、相手に利益があるのなら自分は踏み台になってもかまわない、ということです。

Lose-Lose 「自分も負けて、相手も負ける」という状態です。相手に勝たれるぐらいなら、自分を犠牲にしても相手を道連れに負けさせる、ということです。

Win 自分が勝つ状態です。自分だけ勝てば相手なんてどうでもいい、ということです。

Win-Win or No Deal Win-Winの状態にならないのであれば取引しない。妥協するくらいなら取引自体をなかったことにする、ということです。

今の時代に一番はびっこている考え方は「Win-Lose」です。自分が勝って、相手は負ける。もっと言えば、自分が勝つために相手を出し抜く、ということですよね。ボク達は資本主義の考えのもと、生まれたときからこの「Win-Lose」の考えを教え込まれてきました。

他人との競争で勝ち抜くことだけを目的と教えられ、ライバルを蹴落とすために息をつく暇も無いほどです。すごくストレスのかかる人生ですよね。この「Win-Lose」の考え方はかなり危険な側面を持っています。

「Win-Lose」の考えでは、価値を判断する基準は、他人よりも優れているか劣っているかという相対的なものになってしまいます。自分の価値は他人との比較で決まってしまいます。なので、自分が努力をしていなくても相手のレベルが下がったり、体調不良などの理由でも自分が勝てばそれでいいとする考え方です。

この様な考えを子どもの頃から刷り込まれていると、常に相手の顔色をうかがい出し抜くことで自分の願望を叶えようとしてしまいます。

この「Win-Lose」がドラッガー氏の言うところの「利潤追求型」企業で、「Win-Win」が社会貢献を目標にしているあるべき姿の企業であると言えます。

この前のブログで書きましたが、

「人は自分がしたことや関わったことによって、他人が幸せになったと知ることが、最も幸せを感じる」

とお話ししました。

輸入ビジネスのメリット

そして、ボクがあなたの人生を幸せにするのに、「輸入ビジネス」がおススメである、ということもお話しましたよね。しかも赤ぎ塾で扱う「輸入ビジネス」とは実際にあなたが海外に買い付けに行って、あなたの目で選んだ商品でビジネスを行う、という「直接仕入れ」のスタイルを言います。

よくある海外ネット仕入れと違い、「直接仕入れ」にはメリットがたくさんあります。

例えば、

実際のモノを手に取って仕入れることができる。ネット仕入れは偽物や不良品にあふれているので危険です。

売主と実際に話をして買うので騙されにくい。人を見る目を養います。回数を重ねて信頼関係ができるとさらに安心の仕入れができます。

市場に行くとトレンドが分かる。他のバイヤーの動向やディーラーとの会話でトレンドの動きが読めるようになります。

直接行っているのでまとめ買いができる。まとめ買いは値引きのチャンスなので、がっつり交渉しましょう。

ディーラーと人間関係が築けると、日本へ商品を送ってもらうこともできます。向こうも商売なので、ひいきにしてくれるお客のあなたに変なものを送ってはきません。

ディーラーと人間関係ができていると、あなたが買い付けにいくタイミングに合わせて、探しているアイテムをあらかじめ集めておいてもらえる。好みも覚えといてもらうと現場に行ってピックする際に便利です。

ネットでは見つからない「激安」の仕入れ先が現地にはたくさんある。これは現地仕入れのかなり大きなメリットです。

トレジャーなみの商品が見つかることがある。ボクは500円ほどで仕入れたジャケットを日本に持って帰って9万円で買ってもらったことがあります。このレベルの商品はごくたまにしか見つかりませんが、100円で仕入れて100倍の1万円以上で売れる商品なども1回の買い付けで数点は見つかりますよ。

「目利き」になります。自腹を切って商品を仕入れるので、ずっと真剣勝負です。しかも星の数ほどの商品から見つけ出さないといけないので、膨大な数の商品を手に取ってチェックすることになります。知識がないひとでも、商品を見る目はどんどん肥やされていきます。

などなど、後のブログでもっと詳しく紹介していきますが、「直接仕入れ」の最大のメリットは何と言っても「面白い」ってことです!商品を探すのもワクワクするし、初めての街に降り立ったときもワクワクドキドキですし、いいのも見つけた時の興奮は言葉では言い表せられないほどです!人との出会いも多いですし、ボクなんかディーラーさんの家に招待されたこともあります♪

ネット仕入れはバーチャルなイメージですが、「直接仕入れ」は完全にリアルです。もちろん、ある程度体力はいるし、判断力も養わないといけません。海外なのでドキドキすることもあるし、分からないこともたくさん出てきます。しかし、それらと付き合っていくことで人生に必要な「生きる力」を手に入れることができるのです!

海外で「直接仕入れ」幸せの古物ビジネスとは

ボクは16年間古着屋としてアメリカの古着、雑貨、家具を扱うショップを営んできました。その経験から改めて、古着屋や雑貨屋などの「輸入ビジネス」がお客さんに価値をもたらし、自分も利益(幸福感も含んだ)を得るWin-Winの関係を培うことのできやすい職種であるか説明しますね。

まず輸入古着屋や雑貨屋、アンティーク家具屋などが扱う古物商品というのは、一般的な商品とは大きく異なります。第一声でこんなことを言うのも変ですが、それらはまずそんなに必要なモノではありません笑。ここでいう必要なモノとは、生活に必要な、生命維持に必要な、という意味です。そういう意味で「必要のない」品物です。

しかし、生活に必要なレベルのモノよりも「価値のある」商品を扱っています。どういうことかというと、輸入古着屋などで扱うのは「味わい」深い商品であるといえます。味わい深い商品の良さを感じるには、特別なセンスが必要です。誰でもその「味」を感じることができるわけではありません。

時代の移り変わりによるデザインの違い、技術の進歩が分かる構造、歴史の1ページを垣間見られるモノ、時代時代の流行、その時代の人々の想い、文化の違い、習慣の違い、経年変化する素材の美しさ、当時の工業デザインの機能美の素晴らしさ、現在ではもう手に入らない素材で作られた逸品、大量生産品には見られない細部の細かい職人の技、など、挙げていけば魅力はいくらでも話すことができますが、このような過去の遺産を扱う仕事なんです。

新品の商品は巷に溢れていますが、ビンテージやアンティークほどの「ストーリー」を持ってはいません。このモノの持つ「ストーリー」が古着などの古物を扱うビジネスの醍醐味なんです。商品に同じものはほぼありません。

同じブランドの同じタイプのモノでも、使用された環境が違うと違う表情を見せてくれます。ジーンズなどがいい例で、リーバイス501なんか何十万本も世の中に出荷されたと思いますが、同じ色落ち、同じ味わいのものはありません

その深い魅力の商品を扱うお店では商品と共に「ストーリー」が売られます。例えば琥珀色に焼けた曲線の綺麗なスツールをあなたが仕入れたとします。もちろんそのスツール自身に物語があります。

あなたはそのスツールのデザインから1960年代のミッドセンチュリーデザインのものだと判断します。裏を見ると作者のイニシャルが彫られているかもしれません。木目からオーク材を使用したものだと推測します。

スツールの高さからバーカウンター用というよりもダイニングテーブルで使用されていたんじゃないか、と予測を立てます。家具の細部をみると金具を一切使用しない宮大工の仕事のような美しいつなぎ目をしています。

スツールの脚は細くきれいな曲線を描いていますが、取り付けの角度を工夫することでデザインと強度を両立させているのが分かります。このスツールを作った職人は木の性質をよく知っているのでしょう。60年あまりの年月を経てもなお変形や割れも起こしていないアート作品のようなスツールです。

この様に、一つのスツールでもたくさんの物語を持っています。これだけでも、お客さんはうっとりとした目でそのスツールを眺めるかもしれません。しかし、「直接買い付け」をしているあなたはさらに物語を加えて「ストーリー」をより奥深いモノにすることができます。

このスツールは今回の買い付けで、カリフォルニアのロサンゼルスの少し南にあるオレンジカウンティーの小さなアンティークショップに立ち寄った時に見つけたモノです。メキシコ移民の多い地域なので、ショップの看板も英語とスペイン語の両方で書かれていました。

店に入ると、メキシコ系の太ったおじさんがいて、レジでタコスみたいなのをほうばってテレビを見ていました。そのまわりで小学生の娘さんが商品のお人形さんで遊んでいます。

あなたがお店に入るとおじさんはこっちを向いて「ハイ♪」と言い、歯を見せて笑いながら「ジャパニーズ?」と聞いてきました。あなたは「イエス」と答えながら大量に積みあがった商品を見ていました。そのあと、おじさんが多分ジャパンについて知っている事を何やら早口で話してきたので、ニコっと笑って返しました。

その時ふと、おじさんが見ていた古いブラウン管テレビを載せてあるスツールのようなモノが目に入ってきて、いい色に焼けているのと印象的なデザインの脚をしているのが気になったあなたは、おじさんに見せてほしいと頼みました。

おじさんは「コレ?なんで?」といういぶかしげな顔で、めんどくさそうにテレビを降ろしスツールを見せてくれました。あなたは一目でそのスツールが気に入ります。おじさんに「ハウマッチ?」と聞くと、もともと売り物ではなかったらしくちょっと困ったような顔をして「、、、10バックス(ドルのスラング)。」と言いました。

あなたは手に取った瞬間にそのスツールがビンテージであることを確信していましたが、「10バックス!?」と小さく叫んで、「高っ!」という顔を見せて、「ハウアバウト5バックス。」と交渉します。おじさんは「持ってけドロボー」みたいなゼスチャーをしてスツールをでかいスーパーの袋みたいなのにいれてくれました。あなたはくしゃくしゃの5ドル紙幣をおじさんに渡し「サンキュー♪」と行って出口へと歩き始めました。おじさんは後ろから「サーヨナーラー♪」と日本語で答えました。

みたいな感じです笑。こういう買い付けの出来事を商品ごとに話すことができるのも直接買い付けの楽しみです。常連さんが付いてくると、「コレってどんなところで見つけたんすか?」と良く聞かれるようになります。自分が買ったモノがどんな場所のどんな雰囲気のお店でどのように見つけられたか知るのって面白いですもんね。

こういうストーリーを商品に付け加えることによって、買ってくれたお客さんの顔はほっこりしてきます。そういうのを見ると、コレ仕入れてきて良かった!と思いますね。

モノを買うときにこれだけの物語を手に入れられる商品ってなかなかないでしょ?しかも骨董品みたいに限られた人だけが楽しめるモノじゃなくて、今のファッションやインテリアにお洒落に使えるモノなんです。こういったモノを通じての人とのつながりが赤ぎ塾が体験してほしいビジネスのあり方なんです。

もちろん、利益はずっと気にしなければなりません。それを気にしなくなったらビジネスをやめてしまわなければなりませんから。でも、あなたはこのビジネスに携わるようになると色んな人の人生に関われるようになります。そしてあなたがお店を続けていることを感謝される時がやってきます。

ボクは、息子が大学病院に入院することになったのはきっかけでお店をたたんだんですけど(制約はありますが、おかげ様で今は元気に学校へ行っております♪)、その時に、

「この店が無くなったら、いったい休みの日にどこへ行ったらいいっていうんですか!?」

という嬉しいクレームをたくさんいただきました笑。

本当にありがたい言葉です。ボクが好きな事で16年間もやってこられたのはすべてウチの店をひいきにしてくれたお客さんのおかげです。買い付けから帰ってくるたびにオープンしたらすぐ見に来てくれて、ウチでオリジナルでTシャツを作ったら家族で色違い買ってくれた方も何人もいたり、感謝しても感謝しきれません。

Win-Winの考え方で言うと、お客さんの幸せでボクが利益を得て幸せにしてもらっていた感覚なんですが、もちろん逆もしかりで、ボクが海外から買い付けてきた「価値」と「ストーリー」でお客さんを楽しませて、その喜びと対価をいただいてボクも幸せになるという構図がずっと続いていました。

これがまさにWin-Winだと思います。

あなたにもこのすばらしいビジネスの始め方をシェアしたいと思います。いきなり海外に出向くところから始まるので、楽々始められる!誰にでもできる!とも言い難いところはあります。でも、勇気を出して初めの一歩を踏み出すことができたなら、誰にでもできるビジネスです。しかも大変楽しく幸せなビジネスです。

次回のブログから実践編が始まります♪お楽しみに~!

 

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ご存じですか?自分自身を幸せにする最高の方法!目から鱗のハッピー実現法!


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今回は「あなたを幸せにする最高の方法」についてお話したいと思います。

あなたを幸せにする最高の方法

あなたは今幸せですか?

それとも、

幸せになりたいと望んでいる状態ですか?

「私は今幸せだ!」と胸を張って言えるという人は多分今このブログを読んでいないと思いますが、、、。笑

人それぞれいろんな「幸せ」があります。だからこそ「幸せとは?」と考えた時になかなか答えが出てこないのだと思います。

ある人は、甘いものを食べているときが一番幸せで、ある人は野球のナイター中継を見ながらビールを飲むのが一番幸せ、ある人は海外に出て様々な人と出会うのが何よりの幸せ、みたいなことです。

濃厚でしっとりとした最高のチーズケーキに囲まれているのと、文化の違う人と心が通じ合った瞬間のどっちがより幸せか?という勝負に決着はつけられないはずです。

ふと、「幸せ」について深く考えたこともなかった15年ほど前の自分が、その頃自分を幸せにしてくれると考えていたものを思い出しました。

自動車 古い車が大好きで、1956年製のフォルクスワーゲン、ビートルを所有していました。

洋服 流行りよりも歴史があるブランドでロングセラーのもの。「一生モノ」と呼ばれる洋服やブーツなどを集めては眺めていました。

時計 結局買わなかった(買えなかった)けど文字盤の一部が赤いビンテージのサブマリーナに憧れました。

ビール これは今でも大好きです。アメリカに行きだしてのお気に入りはメキシコビールの「テカテ」。

メディア 古着屋店長として、雑誌やテレビから取材されたことが度々ありました。誇らしく、自分が人気者になった気がしてました。

バイク ビンテージのハーレーダビッドソンが憧れでした。買えなかったけど。

アマゾン川 南米のアマゾン川に釣りに行きました。でも今思えば、実際の経験よりも「アマゾン川でピラニアを釣って焼いて食べたよ!」と人に自慢できる立場になったという気持ちが強かったかもしれません。

物欲

などなど、こうやって文字に起こしてみると、物欲自己顕示欲がボクが目指していた幸せだったんだと気づかされます。でもその中で手に入れたものもありますが、だからといって物欲は止まりませんでした。

欲しいモノを手に入れるとその瞬間は「幸せ」です。幸せだと感じます。でもしばらくして手にしたものがある生活が日常になってくると、必ず新しいモノが欲しくなってしまいますよね。だって普通に生きているだけでモノの情報がどんどん頭に入ってくる世の中に住んでますからね。

ウチの倉庫や棚の奥では我が家の女性陣がテレビを見ながら電話して買った健康器具や調理器具がほこりをかぶっています。これこそが「物欲」を満たすだけでは「幸せ」になれないことの証明ですよね。

「物欲」を満たすことは「快楽」に近いものです。手に入れた瞬間は幸せですが時間が経つとその幸福感は薄れて新しいモノを物色してしまいます。

でも、欲しいものなんでも全部手に入れることができるほどお金を持っていたら幸せなんじゃないか、と考えたことはありませんか?

ボクは無限にモノを買えるような立場になったことがないので、集めた情報とボクの観察と分析の結果から言わせてもらうと、仮に自分が思いつくものすべてを手に入れても決して幸せではないです!幸せにはなれないです。

なぜなら、簡単に手に入るモノに愛着はわかないので、買ったときの幸福感が最初から低いんですね。それと、有名人で成功された方などがざっくばらんに話をするような番組を見ても、やっぱり彼ら(男性の)が欲しいと思っているのは、いい車、いい女性、お金、名声なんですって。

そのすべてを手に入れてても車をもう一台、今よりさらに若くて綺麗な女性、もっと大きな名声を願うようになるそうです。でもそのぐらいハングリーでイケイケじゃないと芸能界などで活躍はできないと思いますが、彼らの立場で考えると心はいつも枯渇していて、潤いを求め続けているのかもしれませんね。

結局、物欲は瞬間的な幸せしか生みません。

自己顕示欲

ボクは長い間輸入古着雑貨のお店をしていたこともあって、地方のテレビや雑誌にも出させてもらったことがあります。その時は知り合いや店の常連さんがやってきてもてはやしてくれるので、恥ずかしながらも、なんだか有名になったような誇らしい気持ちになりましたが、しばらく経つと、当然ですが、みんなそのことを口にしなくなります。少し寂しい気持ちになるもんです笑。

「また同じようにみんなにチヤホヤされたい!」と強く願うようなボクであれば、もっとガツガツとメディアにアピールもしたんでしょうが、メディア側からやって来てくれるのがカッコいいと思っていた(笑)ところがあったので、このつかの間の幸せはけっこうすぐ終わりました。

自己顕示欲は人間の自然な欲求なので、悪いというのではありませんが、これも物欲と同じく瞬間の快楽を求めているような気がします。

では、本当の「幸せ」とはどうやったら手に入れることができるのでしょうか?

幸せの研究

アメリカのハーバード大学でボクたちの想像を超える超長期間の研究が行われています。「ハーバード成人発達研究」と呼ばれるもので、1939年に開始されて今なお研究が続いています。75年以上にも渡る長期の研究で、現在のディレクターであるロバート・ウォールディンガー氏で4代目のディレクターとなります。

この研究は2つの異なるグループの心と体の健康を追跡しデータ化して、分析するというものです。2つのグループとは、1939年頃にボストンで極貧状態で育った少年たちと、当時のハーバード大学の2年生で第二次世界大戦中に卒業を迎えた少年達です。ボストンの少年たちはほとんどが水道設備もないような安アパートにすんでいました。ハーバード大の生徒たちのほとんどは卒業後戦争に行きました。

少年たちの中には成長して、工場労働者、弁護士、レンガ職人や医師になったり、何とアメリカの大統領になった人もいます。中にはアル中になった人や 統合失調症になった人もいました。彼らの人生を細かく調査し、長年にわたって積み上げた何万ページにも上るレポートで「幸せ」をつかむ為の重要な事実が判明しました。

「私たちを幸福にするのは 良い人間関係に尽きる」

という事です。

びっくりするぐらいシンプルですね。昔何かの文献で読んだんですが、人間が最も「幸せ」を感じるのは、自分が人に何かをしてあげた時に、相手がそれで喜んでくれたのを知った時らしいんです。

考えてみるとそうかもしれません。何か親切をして喜んでもらう、というのももちろん幸せな事ですが、自分が好きでやっている事で人を幸せにできたらこんなうれしいことはありませんよね。

ボクはずっと海外で買い付けたものをお店に並べて買ってもらうことが生業でした。もちろん今の時代ですからネット上でショップも構えていました。その中で一番うれしいことは、自分がかっこいいと思って仕入れてきたものを、見つけて無邪気によろこんでくれるお客さんを見ている時です。

商品というのは、ただ単にモノというだけではありません。ボクが遠いアメリカやアジアまで出向いていって、お客さんの喜ぶ顔や驚く顔を想像しながら、買い付けてきた想いのこもったモノで、日本に到着してからも洗濯やクリーニングして大切に店に並べたモノです。

店が長く続いていると、常連さんの好みやサイズ、家にどんな服を持っているか、家のインテリアはどんな雰囲気で統一しているか、まで頭に入ってくるので、その人ピンポイントで仕入れることもできるようになります。

そのモノを手に入れたお客さんのこれからの生活にボクの仕事が役立つのはとても嬉しいことです。もちろん、クレームをもらうこともありますが、クレームをくれる人はだいたいウチの店に期待してくれているので、ご意見はありがたく頂戴して、次回さらに喜んでもらえるように努めました。

幸せな仕事

人は人生のほとんどの時間を「仕事」をして過ごします。仕事で費やす時間が辛かったりつまらなかったりすると、辛い、つまらない人生を過ごすことになります。ボクは「癒し」という言葉があまり好きではありません。「癒し」とは辛い日常から逃れるために必要なものであって、癒しがないと幸せではないのは幸せではありませんよね。

毎日面白くない仕事をこなすのが当然で、たまの休日に「癒し」と称して、メディアで騒がれている色んなグッズやイベントや旅行などを高価なお金で買う。それをSNSで拡散してフォロワーに充実している自分を見せて、イイネをたくさんもらって自己顕示欲を満たす。ちょっと意地悪に言うと、そういう流れになってきていますよね。

でもそれって本当の幸せではないですよね。「癒し」なんかいらないぐらい楽しい人生にせなアカンのですよ。もちろん必要な人には絶対に必要なんだと思いますが、縁あってこのブログを読んでくれているあなたには、本当の「幸せ」を知ってもらいたいと思います。

ちょっとはなしが反れましたが、幸せな人生にする一番手っ取り早い方法は幸せな仕事をすることです。「口で言うのは簡単やけど、、、。」と思うでしょう。あなたはいい人間関係人を幸せにすること「幸せ」を手に入れることができるとお話しました。

あなたが今している仕事はいい人間関係の中でお客さんを幸せにしているでしょうか?

もしそうでないなら、あなたの気持ちの持ちようで人間関係を改善し、人を幸せにできる環境でしょうか?

そうでもないなら、思い切って仕事を変えることを考えましょう。そこはあなたの人生を幸せにできる場所ではありません。

人生の終盤に差し掛かると人は、

「もっと自分を大事にしたらよかった、、、。」

「もっと色んな事にチャレンジしておくんだった、、、。」

と後悔するそうです。詳しくは「前のブログ」をチェックしてください♪

「はじめてでも、英語が苦手でも、絶対にできる個人輸入ビジネスの始め方教えます♪」というこの長い名前のブログを今読んでくれているあなたは、多分ですが、起業か副業に興味があって、多分ですが、輸入ビジネスにもただならぬご興味を持たれている、と言ってもきっと過言ではない感じのあなたですよね笑。

ボクはこの輸入ビジネスというものは、すごく楽しくてワクワクしてたまにドキドキもしますが、最高に幸せな仕事であると心から信じています。信じているというよりは、最高に幸せな仕事であると知っています。もちろん、幸せになるのはあなた次第ではあります。

受け身の仕事ではなくて、輸入ビジネスを始めると自分からドンドンと仕事をするようになります。なってしまいます。人と出会えます。出会いが向こうからドンドンやってきます。人を幸せにするのが日々の楽しみになります。人を幸せにしていると、望むか望まないかに関わらず、あなたも幸せになってしまいます。

なので、ホンマに心から輸入ビジネスをおすすめしています♪

輸入ビジネスの始め方が学びたいと思った方は、是非!この赤ぎ塾の海外買い付けノウハウのレポート「はじめてでも~の始め方教えます♪」のメルマガを下記フォームより登録してください!

すいません、今回は「あなたを幸せにする最高の方法!ひとを幸せにして幸せな自分になる!」と銘打っておきながら、誰にでも当てはまるような着地ができませんでした笑。このブログをここまで読んでくれているあなた限定のソリューションでした♪

 

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人生の残り時間を逆算して考える癖をつける。「今」の大切さを再確認!


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人生の残り時間

あなたは人生の残り時間を計算してみたことがありますか?

1年は365日。10年は3650日。個人差はありますが、人生80年とすると、29,200日、、、人それぞれですが大体30,000日ほどです。

あなたの年齢に365を掛けたものをそこから引いてみてください。それがあなたが使える日数です。

残念ながら人は必ず死にます。

人類の歴史上死ななかった人はたったの一人もいません。80歳というのは平均値なのでみんなが当てはまるとは限りません。合っているかどうか分かりませんが、男性の場合、自分の父親とおじいさんが亡くなった年齢を足して人数で割ると自分の寿命が分かるといいます。

ボクの場合は大体75歳まで生きられる計算です。もうすぐ45歳なのであと30年しかありません。しかも父親は亡くなる10年ほど前から頭がはっきりしてなかったので、それを受け継ぐ可能性も考えると、ボクが元気に動けるのはあと20年ほどしかないのです。20年は日数にすると7300日。さっきまで万単位の話をしていたと思ったのに、ボクが自由に使えるのは7,300日しかありません!大事に楽しく使わねば、、、。

、、、という風に考えます。こう考えると1日1日を無駄には過ごせないと分かりますね。ゆったりと過ごす時間は必要ですが、ぼーっとしている暇はありません

この様に自分に残された時間を頭に入れておくと、「生き方」を考えながら日々を過ごすようになります。「これから先どうしようか?」とおぼろげに思っていたのが、「残された人生で何ができるのか?何をしようか?」と考えるようになるはずです。

その方が具体的で建設的なので、モチベーションが上がる考え方ですよね。人生に真剣に向き合ういいきっかけになるので、あなたの残された時間を是非「日数」で計算してみてください。「何時間」まで計算する必要はありません。長いのかどうなのか分かりにくいので、、、。笑

この様に「死」について考えることはネガティブなイメージを持っていた人が多いと思います。しかし実際に必ず誰にでも起こることを受け止めた上で、プランを練るというのはとても前向きな作業ですよね。

残りの人生を噛みしめ「自分が本当にやりたい事は何なのか。自分は何をするために生きているのか。世の中に対して何ができるんだろうか」を真剣に考えてみましょう。

そうすればあなたの残された人生はぐんっと変わってくるはずです。今までよりも、今生きているこの瞬間を大事にできるはずです。生活の些細なことも愛おしく、すべての事に一生懸命になれます。それができるようになるというのは、「死」を受け止めて前向きに歩き始めた証拠なのです。

人生を有意義に生きる方法

ここまでの話で、あなたはあなたの人生が限られたものであることを再確認しました。限られた人生をどう生きるかすでに考え始めているのではないでしょうか?

自分の人生をどう生きるかについてはボク自身10代の頃からずっと考え続けてきました。自分が生まれてきた意味や自分に与えられた使命のようなものがあるとするならば何なのか。

「どう生きるのが正解なのか?」

「何を目標に生きればいいのか?」

と、10代のボクは授業を受けながら、友達と遊びながら、テレビを見ながら、それをずっと考えてきましたが、もちろん誰も答えを教えてくれません。

悩みました、、。考えました、、、。多分自分に自信がなかったんでしょうね。

そして大人になったある日、分かったんです。

ボクはそれまで「どう生きるのが正解なのか?」という問題の答えは自分より大人な誰かが知っていると信じて探していました。でも、答えを外に求めてはダメだったんです

だって誰も明白な答えを持っていないのですから。

海外に出向いて直接仕入れをする輸入ビジネスを16年間やってきたおかげで、たくさんの尊敬できる人や自信に満ち溢れている人に出会って話を聞いくことができました。自分に自信のなかったボクは、何か人生を生きるヒントがもらえるのではと、そういう魅力的な人たちと交流を深めていって、あることに気付きました。

輝いた人生を送っている様に見える人も、自信に満ち溢れているように見える人も、自分の中に確固たる考えを持っているように見える人もみんな、腹を割って話してみると、不確かで不安な部分を持っていました。

でも当時のボクと違ったのは、みんな生き方を自分で決めた上で、それが正しいのか試しているようなところがあるのです。しかもその人生の選択を心から楽しみながら。それに気付いたときには目からボロボロとうろこが落ちました。

そうなんです、どう生きるのかは「自分で決める」んです!

これが分かるまでかなりの時間を費やしました。日本人は特に先生の言うことを聞いて、みんなに合わせて生きるのが正しいと学んで大人になります。正解はいつも上から降りてきます。だから決断が苦手な人が多いんです。「腹をくくる」という言葉がありますが、自分の人生を幸せなものにするには「決断」する「覚悟」が必要になってきます。

生き方は自分で決めなければならない、と気づいた時から、自分の生き方を探す旅が始まりました。

「自分の人生は何の為にあるのか?」

という質問に自分で出した答えがこれです。

ボクの人生はボクを楽しませるためにある!

です♪

シンプルすぎてびっくりしましたか?笑

でもそう考え出してから人生がすごく楽しくなってきました。だって「どうやって自分を楽しませようか?」というのを考えて実行するのがボクの人生の目標なんですから。

もし、実践していく上で「ボクの人生はボクを楽しませるためにある!」というのが、何だか変だなという気がしてきたらどうすると思います?

それを捨てて新しい答えを決めるんですよ♪

たぶん人生ってそういうものです。あなたの人生にもこの目標は当てはまるかもしれませんし、当てはまらないかもしれません。しかし、楽しい人生を歩むことを自分で目標に決めておくのは、少し視野が広がった感じがして気分がいいもんです。

じゃあ、自分を楽しませる人生を歩むには何が必要なんでしょうか?

それは、「やりがい」です。もちろん愛情も必要ですが、自己発信的に得られるのは「やりがい」でしょう。幸せを得られるもので、「快楽」というのもふと頭をよぎりましたが、「快楽」は瞬間的なものが多い上にその瞬間が去ってしまうと、また同じ快楽を求めてしまいます。依存してしまうものは何であれそれがないと不幸になる側面を持っているので「幸せ」ではありませんよね。

やっぱり「やりがい」と「達成感」だと思います。しかも人生で一番多くの時間を費やすのは睡眠時間の他には「仕事」をしている時間ですよね。仕事で「やりがい」「達成感」を得られたらこんな幸せなことはありません。

「やりがい」のある仕事とは

ここからは「やりがい」のある仕事についてお話したいと思います。

「やりがい」というものも、なんだか会社から与えられるもののように思っている人もいると思います。でも「やりがい」は人生の答え同様、自分で得なければ、得ることができないものです。

「好きな仕事で生きる!」という言葉をよく聞きますよね。もし好きな仕事で生きていけるならこんな楽しいことはありません。しかし、好きな事で人からお金をいただいて、それで生きていくというのは並大抵なことではありません。

好きなことがあらかじめ世の中にある業種だった場合は勤めにいってビジネスのコツを学ぶといいでしょう。失敗も少ないと思います。でも、あなたの好きなものが、だれも(ごく少数の人しか)ビジネスとして手を出していないものだった場合、ビジネスとして成功させるにはかなりのアイデア行動力人脈などが必要になってきます。逆に誰も手を出してないので、大儲けできる可能性もありますが、、。

だからボクはいきなり「好きな」事をビジネスにするよりも、まずは「楽しい」と思えることをビジネスにすべきだと思っています。「好きな」ことは限られてきますが、試して「楽しい」ことはいっぱいありますからね。

ボク自身、「アメリカのビンテージが大好き!」という熱い気持ちだけで、誰にも頼らず輸入ビジネス(古着屋)を始めました。ビジネスの事なんか何も分からないのに、かっこいいビンテージや古着をお店に並べたらお客さんが来て買ってくれるだろう、ぐらいの気持ちでした。

しかし、というか、当然ながら、はじめは全然売り上げはパっとしませんでした。だって自分の好きなものしか置いてなかったし、今考えるとボクのサイズのものばっかり置いてましたからね。笑

初めは、日本国内にある古着や雑貨の卸屋さんから商品を買っていました。でも、そういう業者さんって上得意客が最優先なんですよ、当然なんですけど。ボクの様に新参者で取引量も少ない個人のお店にはいいもの回してくれません。たまにいいもの回してくれるときは必ず売れ残りとの抱き合わせだったりします。

古着屋やアンティークの雑貨は一点モノなので、いいものはすぐ売れますが、売れ残りの商品はずっと売れ残ってしまいます。抱き合わせで大量に買うと一つ一つの単価は安いと思いがちですが、どう転んでも誰も買わんやろ、コレは、、、というのが業者さんによっては半分ぐらい入ってたりするので、結局高い買い物させられた上に在庫も抱えてしまいます。

業者さんの仕入れ方を考えると仕方がないのも理解できるんですけど、かなり効率の悪い仕入れでした。自分で業者さんの倉庫に行って一枚づつ探して買う、という方法もありますが、当然割高ですし、他の古着屋さんも必死で探してるので、いいモノが見つかったことはないです。出てきても「普通にええやん」ぐらいのモノまでです。笑

最初の1年ぐらいは国内の業者さんから買ってたのですが、どんどんと店の中が「普通にええやん」レベルの商品しかなくなってくると、なんだか自分の店に対する愛情も薄れてきて、やる気もどんどんなくなってきました。

そんな折に、ボクより2周り以上年上の古着屋のおっちゃんと出会いました。おっちゃんにウチの店の現状を相談すると、「なんで海外買い付けしないの?」とボクがビビッて踏み出せなかった言葉をあっさりと言われました。

さすがにビビってるんです、とは言えなかったので笑、「ちょうど海外買い付けを始めようと思っていたところだったんですよ、、、ははは。」的な感じで、そのシーズンから海外買い付けに行くことになりました。笑

海外に行ったことはありましたが、ビジネスとして仕入れをしに海外に行ったことなんかありませんでしたから、ワクワクよりも恐怖が上回って出発前は眠れない日々を過ごしたのを思い出します。

海外(アメリカ、カリフォルニア州)に着いてからは、分からないことだらけで、たくさん失敗をして時間とお金を無駄にしました。もちろんその失敗は今となってはいい経験となってボクの血となり肉となっておりますが、ある程度「買い付け」に慣れるまでは不安とプレッシャーばっかりで、楽しむ余裕なんか全然ありませんでした。

でもおかげで気に入った商品を仕入れることはできるようになりましたが、今振り返って、もう一度ゼロの状態から海外買い付けにチャレンジできるか?と聞かれると元気よく「はい!」と答える自信はありません。笑 それほど、精神的に大変でした。

でも数年経って慣れてくると肉体的にはけっこうきつい日もありますが、基本的に楽しく買い付けができるようになりました。何事もそうかもしれませんが、「初め」というのはすごく大変なんです。特に場所が海外で文化も言葉も違う人の中に入って一人前に買い付けて、不備のないように輸入の手続きをして事故なく無事に帰国しなければならないんですから、ちょっと次元が違うぐらい大変です。

ボク自身も「好き」だけで始めて閉店の危機にもさらされましたが、その時はありがたいことに両親の助けでどうにか持ちこたえました。助けがなかったらそのまま止めていたと思います。しかし、どうにかやり繰りして店を立て直してくると、「古着が好き」という状態から、この「仕事自体」が楽しいに変わって行くのが分かりました。

輸入ビジネスの「やりがい」や楽しいところは前のブログに詳しく書いたのでまたチェックしていただくとして笑、初めの一歩はすごくハードルが高いですが、あなたの人生を輝かすことのできる素晴らしいビジネスだと思います。なので、できるだけそのハードルを下げて楽しさを分かち合いたいと思っています。

だから初めて「海外買い付け」に挑もうとする人たちに向け、ノウハウを教えたり、買い付けの場所の探し方や、治安の見定め方、レンタカーの借り方や左ハンドルでの運転の仕方など、ボクが何年もかけて失敗しながら体得したことを一つのコンテンツ集として出せば、喜んでくれる人もいるんじゃないか、と思ってこの「はじめてでも、英語が苦手でも、絶対にできる個人輸入ビジネスの始め方教えます♪」という長い名前のテキストを作りました

一緒にワクワクする旅に出かけましょう♪

 

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セルフイメージを変える!潜在意識から夢を現実に引き寄せる方法!


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セルフイメージ

今回はセルフイメージを良くして、潜在意識から夢を現実にしてしまおう、というお話です。

セルフイメージとは「セルフ=自分の」「イメージ=印象」、ということであなたが思うあなた自身の印象の事を言います。自分が持っている自分のイメージというものは実は、今現在のあなた自身を作り出すための目標となっています。

どういうことかと言うと、あなたの頭の中には普段から意識できている部分と、はっきりと意識はできないけど、過去の記憶が入っていたり夢を見せたりする無意識の部分が存在します。

意識できるのを「顕在意識」、意識できないのを「潜在意識」もしくは「無意識」といいます。ここではこの2つの意識を通して、夢を叶えていく方法をお話ししたいと思います。

顕在意識

普段モノを考えたり、目の前の事を認識したりしているのは顕在意識が行っています。顕在意識は短い間の事を記憶することができますが、すぐアップデートされてしまうので、新しい記憶は鮮明に、古い記憶はだんだんと曖昧になっていきます。曖昧になった記憶は潜在意識にストックされます。

顕在意識と潜在意識はそれぞれ脳の別の場所を使って機能していますが、その割合を初めて知った時、ボクは度肝を抜かれました!

なんと、顕在意識が占める割合は全意識のわずか3%しかないのです!ボク達が考え、感動し、傷つき、泣き、笑っているこの今の意識は全体のわずか3%しか使っていないんです!

最初は「3割ちゃうん?」と思いましたが他の文献を調べてもはっきりと「%」と書いてありました。笑

潜在意識

ということは、残りの97%は「潜在意識」、つまり無意識の分野だということになります。潜在意識は普段意識することはできません。だって「無意識」と呼ばれてるぐらいですから。でも全体の97%もあるということはかなり重要な役割を果たしているのです。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校のベンジャミン・リベット博士の実験で顕在意識と潜在意識の関係性についてかなりショッキングな実験結果が出されました。

リベット博士は実験で被験者に自由なタイミングで手を動かしてもらい、次の3つの時刻を調べました。

① 被験者が自分の意思で「手を動かそう」と思った時刻

 運動の指令信号が脳内で発生した時刻

③ 実際に手が動いた時刻

普通なら、①→②→③という上から順番に測定される
と思いますよね。

でも、実際の実験結果は何と

②→①→③という順番だったのです!

手を動かせという運動の指令信号は、被験者がそうしようと意思決定した時刻の約0.5秒前に発生しました!

被験者が手を動かそうと意識的に「思う」よりも前に、脳は手を動かすように命令したということです。

この意思決定より早く命令を出したのが、脳内の97パーセントを司る潜在意識なのです。

ということは、私たちは自分の意識下で決定したと信じていたことも全ては潜在意識の命令によるものだった、ということなのです。びっくりしますよね!

潜在意識に操られている!?

これを知ってあなたは、「もしかして自分は潜在意識にずっと操られてきたのか!?」と不安になったしまったかもしれません。でも心配することはありません。だってあなたの意識をリードしている潜在意識はあなたの知識や経験からできているので、たとえ意識できなくてもあなた自身なのです。

だんだんとセルフイメージの話に戻りますね。潜在意識が顕在意識をリードしているのを今知りました。ということはあなたの行動する気持ちは潜在意識の指示で行われているわけです。あなたは自分の意思で行動しよう!と決めたと思っていますが、あなたの潜在意識がそうさせているということです。

ということは、あなたは潜在意識の指示する様に動いてしまう、ということになります。しかし、潜在意識も疑いなく「あなた自身」なので、ある方法でコントロールすることができるのです。潜在意識を自分の行きたい方向に持っていくと、そこへあなたを引っ張ろうとします。

だからあなたが潜在意識の中の自分のイメージをポジティブでハッピーにすれば、あなたはポジティブでハッピーな方向へ導かれます。あなたが将来成功しているセルフイメージを潜在意識に焼き付けることができれば、潜在意識はあなたの行動をどんどんと成功へに向かって動かしていくのです。

ではどうやれば思い通りのセルフイメージを潜在意識に焼き付けることができるのでしょうか?

紙に書く

まず希望のセルフイメージに持っていくには、セルフイメージが明確でなければなりません。ブレていると向かう方向もブレてしまうので、目的を果たしにくくなります。まず、自分のなりたい自分、自分の望む将来像を紙に書いて夢ノートを作りましょう。

いきなり完成したものを書く必要はありません。最初はざっくりと「お洒落な輸入雑貨屋さんがしたい♪」というのでもいいと思います。そしてそこに段々と具体的なイメージを足していきます。

イメージは明確であればあるほどいいので、自分がその雑貨屋さんで接客しているところ、仕入れに海外で買い付けているところ、ショッピングバッグのデザイン、できれば店の入り口の雰囲気や間取り、レジカウンターの位置や素材までイメージするぐらいの細かさがあれば最高です。ワクワクしてきましたね♪

繰り返し繰り返しイメージ

潜在意識にセルフイメージを焼き付けるのに最も簡単な方法は繰り返し繰り返しイメージすることです。自信を持って「自分はこうなる!」と思い込めるまで繰り返しイメージするといいでしょう。

あなたも小学校2年生の時に九九を覚えたと思います。あれです。九九は一度ちゃんと覚えてしまうと、そのあと復習なんかしなくてもいつでも頭の中から取り出して使うことができますよね。自分のものになってる、という感覚があります。それが潜在意識(長期記憶)に入ったという証拠です。

セルフイメージも同じで繰り返しイメージすることで、「当然」将来あなたがなる姿だと潜在意識にインプットされます。そうなってしまうと、意識的にも無意識的にもそのセルフイメージを目指して、どのような時もセルフイメージを達成する選択を選ぶようになります。

特別無条件暗示感受習性

繰り返しセルフイメージをインプットするのに適した時間というのがあります。脳の周波でα波というのがあります。α波が出ている状態というのは、心も体もリラックスしていて潜在意識にセルフイメージを焼き付けるのにはもってこいの瞬間です。実はこのα波が勢いよく出ている時間帯というのは、あなたが眠りにつく前、就寝前だと言われています。

就寝前のα波が出ている状態は特別無条件暗示感受習性」が働いています。「特別無条件暗示感受習性」と聞くと何だか気難しい漢字の集団ににらまれているような気持ちになりますが、ざっくり言うとヒトは無条件で暗示にかかる習性を持っているということなのです。

そしてそれが一番効果的なのが就寝前のリラックスしている時間です。自分で自分に暗示をかけて、潜在意識に素敵なセルフイメージを焼き付けるのが一番効果的です。逆にその時間帯は無条件で暗示にかかってしまう危険性があるのでネガティブなことは考えないようにしましょう。ネガティブな方向へ潜在意識を向けてしまいかねません。

このことは昔から言われいる真理のようなもので、鎌倉時代初期に曹洞宗を開いた「道元」禅師も、

何かを望むなら、
その事柄を寝ても覚めても、
ひたすら想い続けよ
そうすれば、
たとえ、よこしまな思いでも叶えられる

という言葉を残しています。セルフイメージの重要さが伝わってきますよね。

あなたのセルフイメージに近い人物に近づく

これはすごく有効的な方法で、あなたのセルフイメージに近い生活、仕事をしている人と知り合うということです。あなたが思い描いたイメージが話を聞くことによって更に具体性が増します。

周りを見渡してもあなたのイメージに近い人が見つからない場合は、SNSを活用しましょう。気になる人を見付けたらその人の記事をフォローしたり、感想や質問をぶつけてみましょう。ホンマに便利な時代になりましたよね。

「お金持ちになりたかったら、お金持ちとつるめ。」

「年収を上げたかったら、自分より年収の高い人と付き合え。」

という言葉がビジネスの現場ではよく聞かれます。人間には「ホメオスタシス」と呼ばれる恒常性維持機能があります。肉体的にはもちろん、精神的にも現状を維持しようとする働きです。まえのブログで詳しく書いているのでチェックしてみてください。

今自分の周りにいる5人の人をイメージしてみてください。同僚だったり、友達だったり。

どうでしょうか?

あなたは知らないうちに周りに同調しているはずです。でもその周りの5人をあなたの夢をすでに叶えている人や、あなたの先を歩いている人に変えると、どうでしょうか?

ホメオスタシスの働きによってあなた自身が周りに合わせようとしてどんどん目標に近づいていきます。これは周りの状況が変わるとそれに同調してしまう人間の心理なんです。なので、自分よりもだらしない人たちといると当然ダメになっていきます。

「朱に交わると赤くなる」

というのも昔から言われていることですよね。こういう昔からある言葉を聞くと、時代は目まぐるしく変動しているけど、人間の中身ってあまり変わっていないんだなぁ、と感心します。

前述の道元禅師の言葉もそうですけど、気持ちとか想いというのは時代がどれだけ近代化しようと、一番人間を動かす原動力になっているわけです。そこだけは機械でどうにかすることのできる世の中にはならないと思うので、自分で切磋琢磨していくしかないんですね。

でもカリフォルニア大学の実験みたいに、脳の働きのメカニズムがだんだんと明らかになってくると、セルフイメージの様な昔は体験した人しか分からなかったことが、今は方法としてシェアされるので、いい世の中だなとつくづく思います。

なので、話を戻すと、あなたも自分のセルフイメージに近い人や自分の進む方向の先にいる人と付き合うようにすれば、おのずと夢が近づいてくる、ということです。

まとめ

・夢を実現するにはセルフイメージを持つことが大事!

・セルフイメージはできるかぎり明確で詳細までイメージをめぐらす。

・セルフイメージを潜在意識に焼き付けることで自分を目標に向かわせることができる。

・潜在意識にセルフイメージを焼き付ける方法として手っ取り早いのは紙に書くこと。

・紙に書いたものを繰り返しイメージすることによって潜在意識に焼き付けることができる。

・潜在意識に焼き付ける時間帯は就寝前。

・あなたのセルフイメージに近い人と付き合う。

重要なことは、繰り返し繰り返しイメージするということと、できるだけはっきりとイメージすることです。イメージが薄まらないように毎日就寝前にイメージを膨らませるのを習慣にすると、あなたのセルフイメージは現実のものとなります。

この方法でセルフイメージを改善して、夢を叶えてください!

 

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