これ決めないと絶対に始まらない!古着屋起業の初歩の初歩の初歩!


「古着屋開業」を目指すあなたの塾です!アメリカ、タイで古着・雑貨買い付けの全て(アメリカでの運転や輸入、インボイス、ディーラー交渉術、危機管理、融資の受け方、テナント契約、内装外装の節約術、格安什器、まで)じっくり学んで開業できます!気になった方は下記フォームより無料のメールマガジンをプレゼント!


★ 直接海外で仕入れる輸入ビジネス(古着屋、雑貨屋、家具屋、アクセサリー屋、並行輸入など)の始め方講座のノウハウ 起業準備編です!

まずあなたのお店(古着屋)オープンの日を決めましょう!

まずオープン日時を決める

あなたは輸入雑貨のお店を出すと決めたとします。店舗取得費や海外に買い付けに行くだけのお金も用意できました。さて、一番初めにすることは何でしょう?

それは、プランを立てることです。プランを立てることで無駄なくハードルをクリアしていくことができます。プランを立てるときに一番重要なのが「ゴール」を設定することです。

この場合の「ゴール」はSHOPをオープンさせる、という事です。もちろんそのゴールは新たな「スタート」でもありますが、とりあえずまず目指していくのはお店のオープンです。

しかし、「よし、お店をオープンするぞ!」と決めただけでは、「決意表明」でしかありません。「決意表明」も気持ちを作っていく上でかなり大切なものになっていくのですが「ゴール」としては少し弱いです。「ゴール」は明確なものでなければなりません。

「ゴール」を明確なものにするためにまず「オープンの日」を決めましょう!「オープンの日」から逆算していくことで、今なにをすべきか、今日までになにが終わっているべきか、あと何日で何をしなければいけないか、が明確に分かってきます。

ではどのように「オープンの日」を設定すればいいのか一緒に考えていきましょう。

オープン日設定

オープンの日を決めよう!と思っても、どのぐらいの時間的余裕を持たせて設定したらいいのか分かりにくいものです。もちろんできるだけ長い期間かけて最高のモノを作り上げたいという気持ちは分かります。

しかし、テナントを契約してしまうとその時点から「家賃」が発生します。準備期間が長ければれば長いほどお金をどんどん支払うことになります。それではオープンしてからの回収が大変になってくるので、短い期間でオープンまでこぎ着けた方がいいということになります。

オープン予定表

こちらで「オープンの予定表」を用意しました。何もないところから、予定を立てるのは産みの苦しみを伴うのでかなり大変ですが、雛形があってそれを改良してくとかなり簡単にスケジュールを組む事ができるので、この講座を購読している方なら自由に使ってください♪

to do
1か月目1テナントを探す
2
3
4
2か月目1
2
3テナント決定!
4チラシ、ショップカード作成
3か月目1「オープン計画」 SHOP用HPやSNS
2電気屋、大工さんの手配
3テナント契約を結ぶ家賃発生電気、水道代発生
4DIY内装工事 什器作成
4か月目1
2
3
4内装完成
5か月目1買い付け準備
2買い付け
3
4
6か月目1動線やレイアウト再確認
2「最終調整」 ビラ配りなど ※
3商品クリーニング、値付け
4オープン!


・テナント物件を探す
予定表は考えやすいように6ヶ月でSHOPオープンを目指す形で作成しました。

初めに6週間「テナント物件を探す期間」を設けてあります。6週間を長いと考える人もいるでしょうし、足りないと思う人もいるでしょう。テナント物件は慎重に選ばなければなりません。あなたのSHOPの売り上げも左右するのが立地です。

気に入った物件を見つけると、そのテナントに惚れ込んでしまっていいところしか見えなくなってしまう、という状態に陥る人がけっこういます。このことは是非覚えておいてください。いいと思うテナントが見つかったら、「自分はこの物件を冷静に判断できているか」を自分に尋ねてください。

もちろん実際のテナントを見て、「ここにレジ台置いて、ここには小物用の棚を置いて、、、。」と目がキラキラになってしまう気持ちは分かります。しかし、住む家を借りるのはお金が出ていくばかりなので「消費」するために借りますが、

店舗はお金を増やすために借りる「投資」です。

失敗しないテナント物件の借り方についてはまた単独でコンテンツを立上げてお話ししようと思いますが、一番大事なのは家賃の値段だけではありません。一番重要なのはあなたが「何が必要」なのかをしっかりと分かって探しているかどうかです。

例えば、「広くて家賃が安い」ところがいい、というのは必要なことについては触れられていませんよね。まず「何のために、どのぐらいの広さが必要か」を考えます。

例えば、ラーメン屋さんを1人で開業するならカウンター席6席~8席とカウンター内キッチン、人が1人通れるだけの通路、を満たせる物件が必要になってきます。

2人でラーメン屋さんをやるならカウンター席、キッチン、テーブル席2つ、通路、ぐらいの物件が必要になってきます。それではあなたのお店ではどのぐらいの商品をどんなもので陳列して、どのぐらいのスペースが必要なのか、を考える必要があります。

何が必要なのかをまとめずに物件を見に行くのは危険です。必要条件は紙に書いておきましょう。それを全て満たしてくれる物件を見つけるのは困難だと思いますが、妥協できる条件と絶対に譲れない条件を頭に叩き込んでから探しにいきましょう。ノープランで物件を探しに行くのは、絶対に避けるべきです。

あまり知られてはいませんが、普通テナント物件を探す際、インターネットで空き物件を探すか、実際に街などで「テナント募集」の看板が立っているところを見てその看板に書かれている不動産仲介業者に連絡しますよね。

でもこれではしばらく誰も借りていない物件しか見ることはできません。物件の中にはまだ不動産情報サイトなどに掲載されていない「未公開物件」というものが存在します。普通物件を解約するときは6か月前には解約の旨を不動産仲介業者や家主に伝えておかなければなりません。

そのような物件は公開されていないので「未公開物件」と呼ばれます。未公開物件はネットにも情報がでないし、不動産サイトにも出ません。これは不動産仲介業者に直接聞かないと分からない情報です。不動産仲介業者に問い合わせるときは「未公開物件」のことも聞いておきましょう。

・テナント決定→契約を結ぶ

条件に合うテナントが見つかり、テナント契約を結びます。契約の日から「家賃」が発生するので、ここでは契約日まで少し余裕を持っています。「何月何日から借りたい」という希望は聞いてくれる場合が多いので、家賃を発生することなしに準備を整える猶予を得ます。

家主さんや不動産仲介業者によっても違うので、何とも言えませんが、この時点で日付の入った「オープン計画」を作りましょう。ここで目標となるオープンの日も決めてしまいます。店舗内の様子は分かっているので具体的なプランを立てます。大工さんや電気屋さんの手配もしておきます。業者が入れるのも契約後からです。

電力会社に連絡したり、必要なら電話線を引いたり、インターネット回線をつなげたりする手配を全て行います。SNSでオープンの告知をしたりショップカードやチラシの作成もしましょう。オープンの日が決まると一気に物事が進んでいきます。

・テナント契約を結ぶ

契約を結んだら家賃が発生します。ここからはできるだけ早くオープンして、現金を回収できる状態になった方がいいです。あなたは内装や什器を作ったりします。この間にもSNS等で進行状況を配信しておきましょう。

・内装完成→買い付け準備

内装や什器ができてからの方が買い付けで商品を仕入れるイメージが湧きやすいと思ったので、買い付けをここにしました。

大量の商品をストックする場所がある人はいいですが、他に場所がないと買い付けた商品は店舗に運び入れるしかないので、その時点で内装が完成していないと、商品をあちこちに移動させながら内装を仕上げたり業者を招いたりることになります。

内装を仕上げながら「買い付け準備」をしましょう。買い付ける商品に付いてはテーマを決めて一貫した世界観があるように見せましょう。何をどのぐらい仕入れるか決めておきます。もちろん、その通りにはなりませんが、決めないで買い付けに行ってしまうと一貫性を保つのが難しくなります。

その際に、店舗に必要な什器や家具なども記入しておきましょう。例えば、シューズコーナー前にスツール1つ、アンティークの傘立て1つ、店外にビンテージの灰皿、、、などです。

以前も書きましたが、小さめの家具などはアメリカの「スリフトストア」などで仕入れた方が激安で仕入れられ、しかもデザインもレトロで面白いのが揃ってます。

・買い付け

買い付けについては後のレクチャーで詳しく話していきます!今回はオープンということもあって3週間を買い付けにあててあります。これは買い付けのスタイルに合わせて調整してください。

一応アメリカ、カナダ買い付けを想定した買い付け期間です。何をどのように買い付けるかで変わってきますが、でっかいバンをレンタルして各地を転々と買い付けする人はもう少し日数がいるでしょうし、ロスアンゼルス近郊だけを集中的に回るというひとは2週間もあれば十分でしょう。

肝心な買い付けのノウハウについては後のコンテンツでたっぷりとお話しますね♪

・帰国→オープン

買い付けから帰ってきました。航空便にもよりますが、大き目の箱2つまでは無料で持って帰れるので、手持ち商品を持って帰っているはずです。手持ち商品の関税の通し方についてはまたお話します。

けっこう大変ですが、アメリカなどから買い付けた商品を海運会社(シッピングカンパニー)を通さずにすべて飛行機に乗せて(有料です)一気に運んでくる手段もあります。

航空便だと到着まで1週間ほどかかるので、すぐ商品が手元に欲しい場合は使える手段ですが、人によりますが20箱前後の箱(パッキン)をレンタカー会社に持ち込んでそれをシャトルで空港に運んで、その後降ろされたところからカウンターまでカートに山積みして運ばなければならないので、なんせ大変です。

この予定表では海運会社を使って航空便で輸入するという形で書いてあります。船便は到着まで3か月近くかかるのと、ストライキが多く、荷物が止まってしまってどうにもならないことが多いので、コンテナを使うような大型で量の多い場合しかおススメできません。

手荷物で持ち帰った商品はクリーニングを済まして、店に陳列してしまいましょう。ちょっとづつ完成時の雰囲気が分かってきます。仕入れ先から送った商品が届くまで1週間ほどあるので、夕方など人通りの多い時間に最寄りの駅などでビラを配ります。

商品が届けば、クリーニングやら値付けなどで忙しくなるので、今のうちに内装の最終チェックやレジ台のカード払いの機械の設置などできるところはやっておきます。

・まとめ

今回は計画表を時系列に沿って説明しましたが、一番大事なのは「オープンの日」を決めるということです。そこから逆算してすべての予定が決まります。テナント契約を済ませると、「家賃」が発生します。無駄のない日程でオープンを迎えないと、払う必要のなかったお金を払うこととなります。

赤ぎ塾の「オープン予定表」を参考にあなた自身のプランを立てましょう。買い付けの期間を長くしたり、また短くしたり、買い付けのタイミングをもっと前に持ってきたり無駄のないプランを作成しましょう。

 

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