あなたの夢をぶち壊す「ドリームキラー」って?対処しないと潰される!?


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ドリームキラーとは

あなたは「ドリームキラー」という言葉を知っていますか?

「ドリームキラー」、そのままですが、ドリーム=、キラー=殺人者で一般的にはあなたの夢、目標をぶち壊してしまう人の事をいいます。

いったいそんな嫌な人たちがどこにいるの?と思いますよね。

残念なことに、そしてとてもやっかいなことに、ドリームキラーはあなたの最も身近な家族や恋人、友人の中にいることが一番多いのです。

なぜあなたを愛しているはずの身近な人間がドリームキラーなんてものになってしまうんでしょうか?

ドリームキラーには大きく分けて2通りの種類があると言われています。

善意のドリームキラー悪意のドリームキラーです。

善意のドリームキラー

あなたが将来、例えば「今の会社を辞めて、輸入ビジネスで生きていきたい!」と考えていたとします。

それを、家族や恋人、配偶者に伝えた場合、どういう反応が返ってくるでしょうか?

配偶者や家族なら、大手を振ってあなたの応援をしてほしいところですが、やはりあなたの失敗を心配してしまう声が多いでしょう。

「失敗したらどうするの?」

「あなたに起業なんて無理よ!」

「収入が減ったらどうやって生活していくの?」

とあなたの夢を叶えようとするモチベーションを下げることばっかりを言ってきます。

あなたはこれを聞いて、本気で心配してくれているんだ!なんて感動してしまってはいけません。

これはもちろんあなたへの心配から出てくる言葉でもあるんですが、同時に人間には

「ホメオスタシス」

と呼ばれる恒常性維持機能が働いて、環境が変化するのを避けて現状維持し続けようとする機能が備わっています。

体温が上がったら汗をかいて体温を元に戻そうとするような肉体的なものから、現状の生活や仕事内容などを守ろうとする精神的な面にもこのホメオスタシスは働きます。

ダイエットをするとして、今70キロある体重を60キロにしたいとします。

まずは食事内容と量を改善して、運動などを始めます。でも結果が表れ始めるまでにある程度の期間かかりますよね。

それもホメオスタシスの働きで70キロの体重は70キロでキープしようという、本人の痩せたい意思とは逆の力が働きます

現状維持をしようと体が働くのは、今現在生命が維持できているので、このまま変わらなければ明日もかなりの確率で生命を維持できるに違いない、という原始的なシステムが私たちにも働いているのです。

なので、身内の人々は自分ではあなたの心配をしていると思っています

しかし実のところホメオスタシスの働きによって、あなたが起こそうとしている生活の変化が間接的に自分の生活を少し変化させてしまうかもしれない、という気持ちからあなたの夢に対してネガティブな事を言ってしまうのです。

でも、大事な人達がドリームキラーになってしまうのはとてもつらい事ですよね。誰だって一番に味方になってほしい人たちですもんね。

その時のドリームキラーは本気であなたのことを心配しているのに、と本人が思っている場合が多く、かなり感情的な言葉で攻めてきます。

目標をしっかりと持って立ち向かわないと、感情に流されてせっかくの夢をあきらめてしまいかねません。

悪意のドリームキラー

友人や気心の知れた会社の同僚といった人たちもドリームキラーになります。時に嫉妬ややっかみなどのマイナスな感情からドリームキラーになるので、悪意のドリームキラーと呼ばれます。

彼らもあなたの失敗をさも心配しているかの様に

「大丈夫か?お前独りでは難しいんじゃないか!」とか

「足元をちゃんと見て生きなきゃダメだよ!」

などネガティブな助言を言ってくるでしょう。それも善意の部分もあるとは思いますが、本人が意識していない嫉妬などのマイナスの感情が働いている場合があります

例えば、高校時代の友人と3人で久しぶりに会ってお酒を飲んで話していたとします。話は「最近どう?」から始まって「これから先どうするの?」へ移っていきます。

あなたはこの際なので、昔から信頼している友人に、

「実は脱サラして輸入ビジネスの世界に飛び込もうと思っているんだ、、、。」

と打ち明けます。

友人の一人はそれを聞いて「へぇ!いいじゃないか!前から海外を回る仕事に興味あるって言ってたし。実は俺も司法書士を目指して今勉強中なんだ!」と自分も将来の夢を語り始めます。

しかし、もう一人の友人はどうでしょうか?3人のうち2人が今からチャレンジする人生を選択すると言っているのに、自分は今の会社で変わらず同じ仕事をしていくつもりでいます。

同じ会社で働くことは別に頑張ってないわけでも、能力が低いわけでもありませんよね。

でもこのような場合、この友人は自分だけが何にもチャレンジしていない、ダメな人間であるような劣等感をいだきます

そして、2人に対して嫉妬が芽生えます。

「へぇ、司法書士なんてけっこう難しいって聞いたけど、お前大丈夫なの?

で、お前はその輸入ビジネスとやらで生きていける保証はあるの?メシちゃんと食っていけるの?採算とれるの?」

不安要素を探してはあなたの夢を邪魔し始めます。

これは集団心理でもありますが、このような場合、自分が少数の立場になったときに自分の立場を守るために相手を攻撃してしまう心理です。

やっかいなのは本気で心配しているかの様に話すので、こちらが怒ったり全否定したりしにくいというところです。

友人や同僚は家族に相談しにくい本気の悩みなどを初めに打ち明ける相手でもあります。そのため彼らに否定的な言葉を言われるのは精神的にかなり重荷になります。

家族よりも同性としてのあなたを理解しているので、説得されてしまって目標をあきらめてしまうかもしれません。やっかいですね。

ドリームキラーへの対処法

1 まずドリームキラーには自分の夢を言わない

これが一番簡単なソリューションかもしれません。ネガティブな答えしか返ってこなさそうな相手にはそもそもあなたの目標を知らせないことです。

当たり前ですが、そうすることでネガティブな攻撃を受けることはありません。

2 自分の目標を明確にしドリームキラーの声に耳を傾けない

まず自身の夢をこれでもか、というほどに明確にします。

具体的に細かいところまで考え、成功した自分の姿も思い浮かべます。批判的な言葉や助言ではびくともしない確固たる目標をあなたの中で作り上げます。

そもそも身近な人がドリームキラーになる要因として、その人のホメオスタシスの働きが大きく関わってきます。

あなたが夢を叶えるために現状を打破し新しい世界に飛び出していこうとすることで、周りの人の現実も少なからずそれに影響を受けて、変化が訪れます。

その変化をホメオスタシスが嫌うのです。あなたにネガティブな言葉を投げかけ、できるだけ夢をあきらめさせて現状のままいさせようとします。

でもあなたの設定した目標はドリームキラーの現状維持のためにあきらめなければならないことではありませんよね。

もし、ネガティブな事を言われたとしても、あなたのゴールはドリームキラーよりもはるか上にあるので、聞く耳を持つ必要は全くないのです。

3 逆にホメオスタシスを利用する

あなたがあなたの夢を実現させるためにホメオスタシスを利用する方法もあります。

夢を明確に設定し、それに向かって動くことで、あなたの現状は夢に向かっている姿ということになります。

この状態もホメオスタシスは現状維持しようとします。そうなれば自然に目標に向かって進んでいきます。

4 自己評価を上げる

ドリームキラーのネガティブ発言があなたに響くのは、

あなた自身の自己評価が低いからではないでしょうか?

自分の定めたゴールに対して自己評価が低いと自信がなくなってしまいます。あなたは自分の自己評価を他人にゆだねていないでしょうか?

人の意見で自分の評価を判断していたのではいつまでたっても目標に到達することはできません。

自己評価は絶対に自分で下さなければなりません。

しかも自分を信じてできるだけ高い評価をあげてください。あなたはゴールに到達できるだけの力があることを知らなければなりません。

そしてネガティブな言葉に対しても自己評価を下げるようなことはしてはいけません。それが、ドリームキラーの言葉に打ち勝つ方法でもあります。

潜在意識とドリームキラー

どれだけあなたが頑張って目標を高く掲げても、ドリームキラーのネガティブな言葉というのは回数が多ければ多いほどあなたの潜在意識に影響を及ぼしてきます。

目標設定する際にどれほど潜在意識が重要なのかは前のブログで詳しく書いてますのでチェックしてみてください。

ざっくりと説明すると人間の脳であなたが意識していること(顕在意識)として使われているのは全体のわずか3パーセントにすぎません。

残りの97パーセント潜在意識(あなたが意識的にコントロールできない)が占めています。

カリフォルニア大学の研究で、

自分が意識的に決断したと思っていることはすべて潜在意識が決断させている、

という事実が判明しました。

潜在意識はあなたが経験するすべての事を記憶していきます。顕在意識は短期の記憶を司るので新しい記憶が入ってくると前の記憶は潜在意識に送って忘れてしまいます。

強く願ったり、繰り返しネガティブな事を言われたりすると、それは強く潜在意識に影響します

先ほどの大学の研究の様にあなたの行動は潜在意識が動かしているので、ネガティブなイメージがたくさん入ってしまうと、その通り夢をあきらめるように動いてしまいます。

逆に明確なゴールを繰り返し頭の中に刻むことで、あなたの潜在意識はあなたをゴールへと導いてくれます

そう考えると、

・ドリームキラーになる可能性のある人には目標を伝えない、

・配偶者や家族のようにどうしても伝えなければならない人には、初めから目標を伝えてしまうと反対される可能性が高いので、準備を整えた状態で、ある程度先が見えた状態になってから話す

のがいいでしょう。

大事なパートナーや家族には隠し事なくきちんと向き合って話したい、反対されてもじっくり時間をかけて説得していきたい、とあなたは考えるかもしれません。

しかし、人間誰しもホメオスタシスが働いて現状を維持しようとします。

現状を変える意見には断固として反対してくるのです。その人間の生理現象と闘うのはかなり骨が折れます。

なぜならパートナーや家族に納得させるというのは、変化する未来の状態を潜在意識に刷り込んで、それが現状だと認識させるまで説得を続けなければなりません

その労力を使うのなら目標に真っすぐに向かう方に全力を費やし、ある程度事後報告になってもいいので、先が見える状態を話してあげたほうがより納得してもらえます。

とにかく、身近な人をドリームキラーにしてしまうのは一番精神的にもこたえるし、面倒くさいですよね。

でも一番影響を受けやすい身近な人ほどドリームキラーに変わる要素を持っています。それを踏まえて、近親者に伝えるのは慎重に、青写真がある程度描けてからにしましょう!

 

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