QUESTION
アメリカ買い付けって具体的に何をするんですか?
Elias Sch.によるPixabayからの画像
ANSWER
出発から帰国、商品到着までの流れをお話します!
古着業界にいない方には「海外買い付け」は一体どうやっているのか想像しにくいかもしれません。今回はざっくりではありますが「アメリカ買い付け」の手順についてお話します。
バイヤーによって少し段取りは違うかもしれませんが、やることは大体一緒です。
・日程を決めてチケットを買う
・空港で出国手続きをする
・アメリカ到着・入国手続き
・レンタカーを借りる
・ディーラー・スリフト・フリマなどで買い付け
・夜はモーテルに泊まる
・食事は人それぞれですが、ファストフード店やスーパーで買って食べることが多い
・発送用の段ボールを買う
・パッキング(荷造り)する
・インボイス(コマーシャルインボイス・税関申告用の商品の価格、数量や請求額を記載したリスト)を作成
・発送 ←今日はこれ
・アメリカ出国・帰国・入国審査・税関審査
・商品受け取り
・洗濯・クリーニング・値付け
発送
商品を買い付けて、パッキング(荷造り)して、インボイスを作成すると次は「発送」の作業になります。
一般的には、郵便局(USPS)や運送会社(Shipping Company)にパッキン(荷造りした段ボールなど)を持って行って発送します。
運送会社の倉庫でパッキングさせてくれる場合もあります。宿泊しているモーテルまで集荷に来てくれる場合もあります。もちろん自分でレンタカーに積んで持っていく場合もあります。
この時までに必ず「インボイス」は完成させておきましょう。どのパッキンにどの商品が入っているのか分かるようにパッキンの外側に番号を書いておきましょう。
誤送を防ぐためにお店の住所や名前も書いておきましょう。ボクはいつも住所などを書いたあとに大きく「JAPAN」と書いておきます。
壊れものが入っている場合は分かりやすく大きい字で「FRAGILE」(壊れやすい)と書きましょう。これがどれだけ効果があるのかは分かりませんが、少しは丁寧に扱ってくれるのではないかと思います。
※ 赤ぎ塾のレクチャー内ではボクがお世話になっていた運送会社など、日本語で発送できる会社なども紹介しています。
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