「古着屋開業」を目指すあなたの塾です!アメリカ、タイで古着・雑貨買い付けの全て(アメリカでの運転や輸入、インボイス、ディーラー交渉術、危機管理、融資の受け方、テナント契約、内装外装の節約術、格安什器、まで)じっくり学んで開業できます!気になった方は下記フォームより無料のメールマガジンをプレゼント!
★ 直接海外で仕入れる輸入ビジネス(古着屋、雑貨屋、家具屋、アクセサリー屋、並行輸入など)の始め方講座のアメリカ買い付け編です!
今回のレクチャーはレンタカーを借りて買い付けをする方法についてお話します。基本的にアメリカやカナダなどの買い付けではレンタカーを使います。
ニューヨークなどの大都市を除けばだいたい車で買い付けできるのが北アメリカ買い付けのいいところです。買った荷物をすぐに車に乗せておける上にそのままモーテルまで運べるので、アジアなどで徒歩で買い付けするよりも気が楽です。
レンタカーを借りる
今回は北アメリカ(アメリカ、カナダ)で買い付けをする際のレンタカー事情についてお話します。
まずアメリカでレンタカーを借りるには、
・21歳以上であること
・国際免許を持っていること
が必要です。
※ 25歳以下は「アンダーエイジ料金」が加算されます。アメリカでは州によって16歳から運転免許が取得でき、若者の交通事故が多いことから25歳以下の人に「アンダーエイジ料金」(Under Age Fee)として追加の金額を追加させるのが普通です。
稀に「アンダーエイジ料金」を取らないことをうりにしているレンタカー屋さんもありますが稀です。
国際免許
(International Driver’s License
インターナショナル ドライバーズ ライセンス)
国際免許は各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験所で受けられます。
申請に必要なのは、
●運転免許証
●写真1枚(縦5cm×横4cm)
●パスポート
●古い国際免許証を持っている人は、その国際免許証
だいたいの場合即日発行されます。都道府県によって費用は異なりますが、だいたい3,000円前後です。
※ 国際免許は決して必要なものではありませんが、交通違反などで免許証の提示が必要な時に日本の免許証では警察官が読めないのでトラブルの元となります。
できれば国際免許は取得しておきましょう。国際免許は日本の免許証の翻訳版だと考えてください。本物は日本の免許証だけです。運転時は必ず日本の免許証を携帯しておきましょう。
主なレンタカー会社
などが大手レンタカー会社です。それぞれ値段やサービスが違います。比較サイトで比べてみましょう。
ちなみにロサンゼルス買い付けの際にボクがよくお世話になったレンタカー屋さんです。日本人スタッフや日本語が話せるスタッフがいて、お客さんはほとんど日本人なので、アメリカ到着の不安が少し和らぎます。
レンタカーの保険
(Insurance インシュアランス)
レンタカーを借りる場合は必ず以下の3つの保険(インシュアランス)に加入してください。事故を起こした場合に保険に入っていないと大変な出費になります。
・PP (自動車損害賠償保険)
日本でいうところの強制保険です。最低限の保証を受けられます。全てのレンタカーに初めから付いています。
・SLI (追加自動車損害賠償保険)LIと表記されることもある。
事故を起こした相手に対しての保証です。対人・対物の保険です。PPでは賄いきれない金額を保証します。PPだけでは大した保証は受けられないので、入っておくことを強くお勧めします。
・LDW (自車輌損害補償制度)
車両保険です。過失割合の自分の車両に対する過失分を保証することもできます。アメリカでは車上荒らしも多いので是非加入しておいてくださいね。
ロードサービス(Road Service)
日本でJAFに加入している方ならアメリカ自動車協会AAAとカナダ自動車協会CAAのサービスを受けることができます。
詳しくはこちら → JAF海外サポート
アメリカ・カナダ共通 1-800-222-4357(英語)
レンタカー自体にロードサービスが付いていることがあるので、レンタカーを借りる際に確認してください。
乗り捨て
「乗り捨て」と言って初めに借りた営業所とは違う営業所で返すことを言います。例えばサンフランシスコで借りてロサンゼルスの営業所で返すことができます。レンタカー会社によって料金やルールは違いますが、大体の場合乗り捨て料がかかります。
目的地の営業所によっては乗り捨てができない場合や、車種によって乗り捨て料金が異なったりするので、乗り捨てを希望する場合はあらかじめ料金や条件を調べておく必要があります。
車種
買い付けのスタイルによっても車種選びが変わってきます。例えば拠点のモーテルを決めてそこから毎日買い付けに出かけて、買い付けた商品を泊っている部屋にストックしていくスタイルだと、車種はエコノミーかコンパクトでいいと思います。
イメージでいうとエコノミーは「トヨタ ヴィッツ」ぐらいのサイズで、コンパクトは「トヨタ カローラ」ぐらいの大きさです。
ボクの経験だとコンパクトで予約しておいたのに実際に貸し出された車種はミニバンになっていたりすることはけっこうありました。価格はコンパクト価格のままだったので、多分コンパクトの在庫がなかったのでしょう。
同じようなことが起こった場合、契約書を確認してください。かってに車種をアップグレードされていたら抗議しなければいけませんし、在庫がなかった上でのアップグレードならラッキーです。積載量が全然違いますからね。
もう一つは拠点のモーテルを決めず、毎日移動しながら買い付けをする場合です。大きなミニバンや(大きなミニバンという言葉は変ですね笑。でもアメリカもミニバンはデカいです。バンはもっとデカいです。)バンを借りて買い付けたらどんどんと荷台に商品を詰め込んでいく感じです。
家具や大量の商品を買い付ける人はU-HAULのトラックレンタルを使う人もいます。荷台の中身が見えないので盗難防止になりますが、大きな車を運転したことがない人にはハードルが高いかもしれません。
追加料金
日本でコミコミの料金プランで予約しておいても、現地に行ってよくわからないうちに「Yes. Yes.」言っていると勝手にオプションがついて値段が跳ね上がることがよくあります。
大手レンタカー会社の場合、経験上かなりの確率でオプションを薦めてきます。多分、お客さんにオプションを付けさせた点数でお給料が変わってくるだろうな、と推測できるほどみんな熱心です。
ボクの体験を例にしました。一番小型のエコノミーを予約した時でした。
レンタカー受付「エコノミー?あんなの小さいのよりミニバンとかどうですか?乗り心地はいいし荷物もたくさん載せられますよ。」
ボク「いや、エコノミーでいいです。」
レンタカー受付「ナビは必要でしょう?ナビがないと迷子になったりするし、時間をロスしますよ。」
ボク「いや、ナビも必要ないです。」
レンタカー受付「ガソリンを満タンで返さなくてもいいオプションはどうですか?」
ボク「いらないです。」
レンタカー受付「じゃあ、車を返す前にわざわざガソリンスタンドによって、ガソリンを給油するんですね。ウチのガソリンレートはその辺のガソリンスタンドよりも割安なんですよ!何でいらないのか分からない!損しますよ!」
ボク「、、、え~、、、でもいらないです。」
※ アメリカではレンタカーを返す際にガソリンを満タンで返さないと、高めの追加料金が取られます。でもけっこう手間ですよね。
その手間を回避するためにレンタカー会社は最後満タンにするガソリン代を先に支払っておいて、ガソリンを空で返してもいい権利をオプションで売っています。
ぱっと見これはいいオプションのように見えますが、先払いしたガソリン代は返す瞬間に空の状態ならトントンですが、ガソリンが残っているとその分はレンタカー会社に寄付したことになります。
だから安く済ませようと思えば、ガソリンの残量を絶えず気にして、車を返す時にガソリンタンクをほぼ空にしておく計算をしていないといけないのです。
レンタカー会社のガソリンのレートは外のガソリンスタンドよりも安いので、空っぽで返した時だけ割安になるのです。絶対に「満タンで返す」と言っておいた方が気が楽です。
レンタカー受付「有料道路の料金をコミコミで先払いできますがどうしますか?」
ボク「有料道路?そんなのあるんですか?でも、いらないです。」
レンタカー受付「え!?この州にはかなりの数の有料道路があって先払いにしていないと、いちいち現金で支払うのは面倒だし、小銭をいつも用意しておかなければなりませんよ!しかも現金払いのレーンはいつも大渋滞です!払わずに通り過ぎたらあとで罰金も科されるかもしれませんよ!」
ボク「え、そうなんですか、、、、じゃあ、それは払います。」
などの様に最初にネットで予約したものの上にいろんなオプションを薦めてきます。有料道路については全然調べていなかったので、口車に乗ってオプション契約してしまいました。
よくわからないものはとりあえず断る主義なので、断ろうとしましたが、「正気か!?」ぐらいの勢いで薦めてきたので、気迫に押されて支払ってしまいました笑。結局40ドル近く先払いしたのに、有料道路に出会ったのは1度だけでした、、、。
最近では日本でいうところのETCのように普及が進み、現金で支払えるレーンは少なくなってきているそうです。それで有料道路が多い都市のレンタカーにはE-toll DeviceやPlate Passと呼ばれる機械があらかじめついていることが多いそうです。
この機械はあらかじめ電源がオンになっている場合と、借主が自分でオンにする場合があります。この機械自体に1日5ドルほどのレンタル料がチャージされます。
自分でオンにするタイプはオンにした日からチャージが始まり、使わなくてもその日から返す日までのレンタル料を取られる場合が多いです。
レンタカーをする場合に、あなたが買い付けする街の有料道路の有無や多さを見ておきましょう。有料道路を避けて買い付けできるならその方がいいです。が、機械をオフの状態のまま有料道路を走ってしまうと交通違反になってしまうので注意が必要です。
大手レンタカー会社はかなりひつこくオプション追加を呼び掛けてくるので、買い付けに慣れるまでは日本語が話せる人がカウンターにいるところのほうが安心ですね。
また後のブログで日本語が通じるアメリカのレンタカー会社についてお話したいと思いますので、お楽しみに~♪
レンタカーを借りる際のまとめ
・21歳以上で国際免許をもっていること
・25歳以下は「アンダーエイジ料金」が加算される
・PP (自動車損害賠償保険)SLI (追加自動車損害賠償保険)LDW (自車輌損害補償制度)の3種類の保険には必ず入る
・あなたの買い付けのスタイルに合った車種を借りる
・大手レンタカー会社を使う場合は、現地に着いてからオプション付帯の営業があるので、自分の必要なオプションを整理しておく。いらないものにははっきりと「NO」と言えるように。
~ Newest Blogs ~
[pt_view id=”099286efnt”]