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フリマ出店!
今回は、フリマに出店してみよう!というお話です。
以前のブログで、あなたが海外から仕入れてきた商品を販売するいくつかの方法について触れました。その中で一番エキサイティングかもしれないのがフリマ出店です。一般的なSHOP運営もかなり楽しいのですが、フリマは盆と正月が一度に来たような楽しさがあります笑。
フリマ出店は実際に店舗を構えようと考えている人には特におすすめです。お店のスタッフとして働いたことがあるのなら、大体の雰囲気は想像できると思いますが、接客などの経験がない人なら是非、是非挑戦してもらいたいと思います♪
フリーマーケットなどは実際にショップを構えるシュミレーションとしてとてもいい練習になります。参加するのも割と簡単で、あなたの住む地方の情報誌などに載っているイベントの募集に書いてある方法で申し込みます。
その際にあなたの名前と連絡先、屋号などを聞かれるので、屋号(ショップの名前)を考えておくといいでしょう。できれば将来自分のショップにつける名前と同じ名前がいいと思います。なぜなら、定期的にフリマに参加していると固定客がついてきますし、店の名前も覚えてもらえます。
そうすると、実際に自分のショップを立ち上げた時に、いきなり常連さんがいるというメリットもあるし、名前を憶えてくれた人が「あのフリマのお店と同じ名前やけど、もしかして、、。」と入ってきてくれることもけっこうありますよ。
フリマ出店のメリット
フリマ参加のメリットはたくさんありますが、ボクがおすすめする10の理由をお教えします。
1 店を出す前に練習ができること
接客の仕事をやったことのない人なら、是非フリマに参加すべきです。なぜなら接客の大変なところと楽しいところを一度に経験できるからです。フリマはイベントなのでたくさんのお客さんが一気にやってきます。
ボク達がやろうとしているのは飲食店じゃないので、ランチタイムにお客さんがどっと押し寄せてくるようなことはないのですが、「忙しい」時に優先順位を考えて動く練習になります。
色んなお客さんが来ます。興味があって話しかけてくる人もいれば、こっちが話しかけるとムッとしてしまう人もいます。商品の値段に文句を言ってくる人もいるでしょう。そのいろんなタイプに対する態度を一気に練習することができるのです。
2 失敗を修正してより良い店づくりに役立てることができること
フリマは店舗経営の業務が1~2日にぎゅっと凝縮しているようなものなので、いろんな気づきもあるし、もちろん、いろんな失敗もあります。「失敗」するということは気持ちも落ち込むし嫌がる人が多いですが、成功するためには最も必要なことなんです。
「失敗から学ぶ方法」については以前のブログで詳しく書いているのでチェックしてみてください♪
人は「失敗」すると自分を責めてしまいます。自責の念がずっと頭から離れなくて、行動できなくなってしまう人もいます。でもやってしまったことは何をしても元には戻りません。後悔し続けても仕方ないのです。
「失敗」を自分の肥やしにする一番の方法は「失敗を受け入れる」ということです。失敗してしまったことは「しゃーない」と思って、これから良くするために何ができるか考えるためのヒントにします。
あなたに足りなかったこと、あなたが意識できなかったこと、乗り越えるのにあなたがすべきこと、
を考えさせてくれる「経験」なんだ、という認識ができるようになれば「失敗」とうまく付き合うことができて、それをばねにより良い方向へと向かっていけます。
3 常連を作ることができること
同じフリマに何度も参加したり、似た趣旨のフリマに参加していると、顔なじみのお客さんができてきます。常連さんができ始めると、フリマがもっと楽しい場所になってきます。
あなたが店舗経営を目指しているのなら、SHOPをオープンさせる前に常連さんを作っておくことができます。フリマであなたのお店の常連さんになってくれたということは、あなたの商品のセレクションが気に入っているということですもんね。
あなたのSHOPのオープンを楽しみにしてくれる人がいるというのは大きな励みになりますよ。
4 名前を売っておくことができること
できればあなたのフリマの屋号(店名)はこれからあなたが作るSHOPと同じ名前にしましょう。そうすればフリマで興味をもってくれた人が地方紙などでオープン紹介を見た時に「この名前は、確かあのフリマの店、、、?」と思い出して興味をもってくれるからです。
ショップカードを作ってどんどんと配るのもいいですね。SNSかホームページのアドレスを書いておいて、フリマ出店のスケジュールや実店舗のオープンの情報などを書いておけばあなたのお店に興味を持ってくれた人が来てくれやすくなります。
5 あなたの店の商品のトレンドが分かること
あなたは仕入れに出かけてたくさんの素敵な商品に出会います。仕入れ値が安いこともあってそれらをガンガン仕入れます。SHOPを持っているならかなりの商品を置くことができますが、フリマとなると厳選していかなければなりません。
あなたは若い人が好きそうなものから、女の人が好みそうなもの、マニア受けしそうなものなど幅広く商品を持っています。それらの割合を考えて出していくことであなたの店の売れ筋が分かってきます。
最初からうまくいくことは少ないと思いますが、毎回のフリマでお客さんが興味をしめしたジャンルの商品、ぜんぜん見向きもされなかった商品などを整理して次のフリマにのぞみましょう。
ぜんぜん見向きもされなかった商品があったとしても、それはあなたがその商品の良さを伝えられていないだけです。あなたが良さを認めて仕入れてきたものですから、あなたの伝え方次第で良さを分かってもらうことができますよ。
6 お客さんはどのぐらの値段なら購入してくれるか分かること。
値段を設定するのも初めはかなり難しいことの一つです。家の不用品を売っているわけではないので、最悪安くすれば売れる、という方法は取りません。
でもフリマは基本的に「安い」と思っているお客さんが来るので、値段設定の低い商品を多めにセレクトして持っていくのが正解です。輸入の中古商品は基本的に原価30%以下になるように値段を設定することが多いので、まずは原価30%以下で値段をつけて様子を見てみましょう。
「値段を下げるのはいつでもできるが、値段を戻すのは大変困難である!」
という意味のことを教えてくれた先輩がいました。まったくその通りで、値段はいつでも安くすることができますが、一旦値段を下げたものをもう一度もとの値段に戻したり、元の値段より高くつけるのはかなり難しいものです。
仕入れ値から計算して適正な値段を付けて、反応を見るために利益を削って「値引き」をして、反応が分かったので値段を元に戻すとします。値段が変わったことをお客さんに気付かれてしまうと「前安かったのに高くなってる!ぼったくり?」と思う人もけっこういるからです。
なので、値段を下げるのは慎重に行いましょう。いろんな手をつくしてそれでも買ってくれない場合の最期の手段が「値下げ」だと知ってください。「値下げ」はお客さんも喜んでくれるし、とりあえずの現金は入るし、その場はハッピーかもしれません。
しかし、値段を下げることによって、利益は下がるし、なによりもあなたのSHOPの価値も少し下がってしまいます。輸入商品は適性の価格があってないようなモノです。だからいくらでも価格を設定することはできます。
しかし、あまり高く設定すると、買ってもらえないし、安すぎると利益はなく、いい商品がすぐ売れて店内の商品の平均点が下がった気がします。あなたのSHOPをお客さんに認めてもらうなら、「安い」ことを売りにしてはダメです!
あなたの「セレクト」のセンスとあなたの「人柄」を武器に、お客さんを納得させることができるビジネスをめざさないといけません。あなたのお店にプライドを持って、お店の「格」を上げていく努力をすることがファンを増やしていくのです。
フリマではいろんな事を試験的に試すことができます。お客さんの反応を見ながら、値段を考えていきましょう。あなたの店の雰囲気作りや商品の並べ方で同じ商品でも高価に見えたり、安物に見えたりします。
値段を作るのは商品そのものの値段だけじゃなくてあなたの努力と説得力で値段を上げることができる経験をフリマで味わってほしいと思います。輸入品は「一点もの」なので、それをのがしたら同じものには巡り合えない、というのが大きな「強味」です。
7 接客の練習ができること
勢いあまって上のほうで書いてしまいましたが笑、フリマに出店すると接客の練習ができます。
8 商品の陳列や見せ方の工夫の仕方が分かること
モノの値段というのはそのモノ自体の価値だけで決まるのではありません。時代によって価値は変わるし、紙きれのようなものでも何かのタイミングで価値がでると数万円で取引されたりするようになります。
人は見た目で判断する人が多いので、いいモノはその辺に無造作に置いてあっても価値が分かる人が来て買ってくれるだろう、という考えは通じません。きちんと陳列してその商品の良さがぱっと見でも分かるようにして初めてその価値で買ってくれるのです。
フリマ出店時にはお客さんの反応を見て何度も陳列を変えてみましょう。並びが変わると一周して戻ってきたお客さんに新たな発見を促すことができます。店内がいつもフレッシュな感じを保っているのは「安物」が並んでいるように見られません。
陳列を工夫するときは、商品をその価値以上に見せられているかどうかをいつも考えて並べるようにしてください。それを試す機会が多いのがフリマ出店です。
9 同業者の知り合いができること
フリマに出店すると同業者の知り合いができます。必ずできるわけではないですが、作るように心がけましょう。横のつながりができると業界のいろんな情報が入ってくるようになります。
10 異業種の知り合いができること
同業者と同じく他業種の知り合いを作っておくのはビジネスにおいてプラスになります。仲良くなったお店とコラボで何かしたり、SHOP運営をする場合にフライヤーを置いてもらったり、SNSで紹介してもらったりできるからです。
これらが、フリマ出店のメインのメリットです。まだほかにもたくさんあります。フリマに出店するのはメリットが凝縮されているので、是非トライしてくださいね。
デメリット
デメリットは、、、そうですね、、、値切られてしまうってことでしょうか。しかし、あなたが海外からわざわざ買い付けてきた商品で、いいものばっかりをセレクトしていることなどを分かってもらうことができたら、値切られにくくなります。
先ほども触れましたが、商品をいいモノに見せるのは、「陳列の仕方」と、「店の雰囲気」と、「あなたの立ち居振る舞い」と「説得力」です。いいものを揃えている自信があるのにお客さんに足元を見られてしまうのには、これら内のの何かが足りないと考えてください。いくらいいモノでも適当に置いてあるだけなら買いたたかれるし、普通のものでもあなたの努力で価値を上げることができます。
実際のモノの価値よりもあなたが付加価値を付けて、買ってくれたお客さんにお得感や幸福感を与えることができたら、あなたの言い値でモノが売れるようになります。人は単にモノを買うだけではなくて、あなただから買う、というように思ってもらえるように日々人間関係を構築していかなければなりません。
フリマ出店をするようになったらSNSやブログで出店場所や出店時間、おすすめの商品や新入荷などの情報をアウトプットしましょう。古着ならコーディネート案や、雑貨なら複数のテイストの商品をセットとして並べた画像をアップして、セット買いをしてもらう努力をしましょう。
このような理由でフリマ出店はおススメです♪なんせ楽しいですし。
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