海外の常識!アメリカの食事。チップや常識などについてお話します♪

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こんにちは!赤ぎ塾の信田です♪

★ 直接海外で仕入れる輸入ビジネス(古着屋、雑貨屋、家具屋、アクセサリー屋、並行輸入など)の始め方講座の車移動で買い付け編です!

今回はアメリカ買い付け中に必ずといっていいほど出会う「チップ」についてお話したいと思います。

まず、基本として「チップ」「tip」と書きます。

発音はチップではなく「ティップ」といいます。「ティッ」にアクセントがあり、最後の「プ」は軽めに発音します。

チップという習慣

考え方

欧米ではサービスを受けた際に「チップ」を支払う文化があります。これはサービスの対価であり感謝の意味でもあります。しかし、もしサービスが気に入らないからといっても「チップ」は支払わない訳にはいきません。

なぜなら、労働者、特にレストランなどのウエイターやウエイトレスなどはチップをもらうことを前提として給料が低めに設定されています。彼らの生活はチップに大きく依存しています。

法律でチップの支払を定めているわけではありませんが、この労働条件を考慮して気持ちのいい旅行ができるように「チップ」とそれに関する「常識」について勉強していきましょう。

「チップ」を払う方法

チップを支払うには「キャッシュ」「クレジットカード」の2種類があります。

キャッシュ

手渡しする。チェックフォルダー(勘定書き、チェックを挟むフォルダ)の上に乗せて、スタッフに渡すか、テーブルの上に分かりやすく置いておく。そのまま席を立つ。

クレジットカード

①渡されたレシートの「Tip」の欄にチップの金額、「Total」の欄にチップを含めた合計金額を記入する。

「Signature」と書かれたところにサインをする。

③チェックフォルダーにクレジットカードを挟みウエイター、ウエイトレスを呼んで渡す。

※レシートの「Tip」の欄に「0」もしくは「Cash」と書いて、チップは現金で机に置いておくこともできます。

「チップ」をはらうべき場所と金額

※ このブログは「直接海外買い付けの輸入ビジネス」をテーマにお送りしていますので、高級ホテルやバレットパーキングなどのラグジュアリーなシチュエーションでの説明は割愛させていただきます。

ボクらの泊まる場所は「モーテル」、食事は概ね「ファストフード」ですから♪

1 モーテル

モーテルで支払うチップは1種類のみ。ベッドメーキングに毎日支払います。ベッド1台につき1ドルです。一人で泊ってもツインベッドの部屋に通されることがよくあります。ベッドを1つしか使わなかったら1ドルで大丈夫です。

昔は枕の下にそっとチップを忍ばせる、みたいな事を言っていましたが、今は枕の上でも周辺でも分かりやすいところにおいておけばオッケーです。

1か所のモーテルをベースに、そこから買い付けに回る場合は、絶対にチップを忘れないようにしてください。チップがないと腹いせに金目のモノが盗られたなんていうのも聞いたことがあります。

最終日(チェックアウト)の日にチップを支払うかどうかは意見が2分しています「感謝の気持ちを表すために支払うべきだ」というのと「チェックアウト後のベッドメイキングは次の人のためのベッドメイキングだから、自分が払う必要はない」というのです。

払ってないから後でクレジットカードに請求が来たりはしませんので、あなた自身の考えでチップを置いたり置かなかったりしてください。

2 レストラン

昭和生まれのボクは「レストラン」というと白いテーブルクロスでナイフとフォークで食べる洋食屋さんの最上級のようなイメージを持ってしまいますが笑、アメリカでは大衆食堂のようなところやファストフード店も含めて「レストラン」の範疇です。

ボクがよくアメリカでファストフード以外で行ったのは、ベトナム料理、インド料理、メキシコ料理、です。日本でいうところのほぼ食堂みたいな雰囲気ですが、サービスを受けるのでチップは必要です。

額はだいたい合計金額の15〜20%

合計金額が10ドルだった場合は1ドル50セント2ドルを置けばいいということになります。

税込みから計算するのか税抜きから計算するのかは、アンケートを取ったところ、税抜き約75%で税込み約25%だそうです。

ボク自身考えたこともなかったのでずっと税込みトータルから計算してました。

ある五大湖の近くの白人しかいない町のダイナーで、かわいいウエイトレスの女の子が、ボクの様なアジア人が珍しかったのか、興味を持ってすごく優しく接客してくれて、一人旅の孤独を「温かさ」に変えてくれたことがありました。

その時は財布に10ドル札しかなかったこともあり、チップに10ドル払ったこともありますよ笑。

小銭でのチップ

※ 25セント硬貨(クオーターと呼びます)までならチップに使ってもいいですがそれよりも小さな硬貨、10セント(ダイム)5セント(ニッケル:発音はニコー)1セント(ペニー)まで使うとサービスに不満があったように取られます。

おつりなどで迷っている際に「あと50セント」とは言わずに「あと2クオーターズ」のように言われることがよくあるので、余裕があったら硬貨の名前も覚えとくといいでしょう。

でも買い付けで来ているので、「買い付ける」ことが目的です。その他のことは付録でしかありません。硬貨の名前が分からんかったら、じゃらっと小銭を手のひらに乗せて見せたらそこから抜いてくれます。

なんやったら勝手に小銭入れに手を入れて「これ!」って見せてくれるひともいるので、あまり細かいことは気にしなくてもいいです。

チップもよくわからんかったら少し多めに置いておいたら問題はありません。チップ置くの忘れたら、後ろから「チップは?」って聞かれることが多分ありますので、お忘れなく。

3 シャトルバス

レンタカー会社から空港までのシャトルバスの運転手にもチップを払いましょう。

アメリカ人でも払わない人が多いですが、ボクらバイヤーは荷物が多く、シャトルから降ろすのを手伝ってくれたりするので、荷物の多さなどに応じて1~3ドルチップをあげましょう。

レストランなどでお勘定&英会話

レストランなどでは、基本的に席によってウエイトレスやウエイターの担当が決まっていることがあります。ボクの経験ではそのアジア料理の店では低い傾向にあるような感じがします。

ボク自身横を通るウエイトレスに声をかけると「そこは私の担当じゃないから、あの人に言って!」と言われたことが数回あります。

ではレストランに入ったところから出るまでを買い付け英会話と共に見ていきましょう!

レストランでの英会話

まずレストランに入ります。勝手にテーブルに着かずに、お店のスタッフ(ウエイターかウエイトレス、長いので「スタッフ」と書きます)がやってきて、

How are you doing? ハワユードゥーイン? ご機嫌いかがですか?

How many? ハウメニー? 何名様でしょうか?

と聞いてきます。アメリカはフレンドリーな国なので「何名様」というよりは「何人なの?」って感じです。

How are you doing? と聞かれて、昔の教科書のように、

I’m fine, thank you. And you?

なんて言う必要はありません。堅苦しくて変です。

その場合は、

Hi. ハイ。 で十分です。

調子がいいか悪いか言いたければ、

OK オウイとか Fine ファインとか Good! グーっだけでも成立します。

もしくは、

How are you? ハワユー?

と疑問を疑問で返してもアリです。アメリカ人の友人も言ってましたが、「How are you doing?」などは質問の形をしていますが質問ではなく挨拶の一つで、答えられても答えられなくてもどっちでもいいという変な「質問」だということです。

とりあえず何か返したらいい、ぐらいの挨拶です。

自転車などで高速移動しながら「How are you doing?」と叫んでこっちが答える隙も与えずシャーっと行ってしまう人もいるぐらいです笑。

※ アクセントのある場所を赤くしています。

あなたは(1人で買い付けをしていると仮定して)

One ワン

と言ったり、

By myself バイマイセルフ 私だけです

と言ったり、

指を一本立てる素振りをしたりします。

そうするとスタッフがテーブルに案内してくれます。

そこで

Would you like somethin to drink?

ウッジュウライク サムthインング トゥ ドゥリンク?

とか、省略したバージョンで、

Something to drink?

サムthインング トゥ ドゥリンク?

と聞いてきます。

水でよければ、

Water, please. ウォータープリーズ

です。

コーラが欲しい場合は、

Coke, please. コークプリーズ

です。

アジア系のレストランだと

Hot tea, please. ハッティープリーズ

と答えます。いちいち「a glass of water」なんて言わなくても通じます。言いたかったら言ってもいいです♪

そうしたら、スタッフはあなたの飲み物を準備しにカウンターの方へ行って、飲み物を持って帰ってきてこう言います。

Are you ready to order? アーユーレディートゥーオーダー?

ご注文はお決まりですか?

ハイなら、

Can I have 「   」?キャナイハヴ「   」?

写真が付いているところなら、指さして

This one. ディスワン で大丈夫です。

まだ決まっていなかったら、

Not yet. ノットイェット. まだです。

と答えます。

食事が届いて食べているときに水を足してくれたりするので、

Thank you. と答えましょう。

また、Everything OK? エヴリthイング オウケイ?

お料理はいかががですか?と聞いてくることもよくあるので、

Good! と答えましょう。

ここであんまり不平不満を言っている人を見たことがありません。問題があったら言ってもいいんでしょうけど。お水のお替りだとか、もう一つスプーンが欲しいとかの要望があれば伝えます。

そして食事が終わります。

Check, please! チェックプリーズ! お勘定お願いします!

とスタッフに目を合わせて言いましょう。

スタッフと目は合ったけど遠くにいるので、けっこう大きな声を出さないといけない場合は、ペンを持ったような手の形で空中に文字を書いているような素振りを見せると、それが「Check,  please!」の意味になりますので試してみてください♪

レストランではテーブルで支払を済ますところが多いですが、たまにレジで支払ってくださいと言ってくるところがあります。

Please pay over there. プリーズペイオーヴァーゼア

あちらでお支払いください。と言われることがあります。その場合はテーブルにチップを置いてレジで支払ってください。

レジでチップを払う場合は、

I don’t need Change. アイドンニード チェインジ。

おつりはいりません。と言ってチップを含めた金額を支払えば大丈夫です。

クレジットカード払いの場合は上記の◆クレジットカードの欄を参考にしてください。

細かいお金がない場合

例えば10ドルの食事をしたけど、100ドル紙幣しかない場合は、

1 先に両替を頼んで、テーブルに飲食代とチップを置くか、

2 先に100ドルを渡して会計を済ませ、おつりが返ってきたらそこからテーブルにチップを置くか、

します。

1 の場合は

Can you change?キャンユーチェインジ?

すみません。両替してもらえませんか?

です。

2 の場合は、

I’d like some small bills, please. アイドライク サム スモールビルズ、プリーズ。

小額紙幣もいただけますか?

と言って100ドル紙幣を渡します。すると1ドル紙幣が混ざったおつりをもらえます。

慣れるまではテーブルにお金を置いて帰るのはへんな感じですが、慣れてきますよ。

今回はチップについてお話しました。海外買い付けに特化したブログなので、必要なものだけをピックアップしてお届けしました!

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