QUESTION
アメリカ買い付けって具体的に何をするんですか?
Ryan McGuireによるPixabayからの画像
ANSWER
出発から帰国、商品到着までの流れをお話します!
古着業界にいない方には「海外買い付け」は一体どうやっているのか想像しにくいかもしれません。今回はざっくりではありますが「アメリカ買い付け」の手順についてお話します。
バイヤーによって少し段取りは違うかもしれませんが、やることは大体一緒です。
・日程を決めてチケットを買う
・空港で出国手続きをする
・アメリカ到着・入国手続き
・レンタカーを借りる
・ディーラー・スリフト・フリマなどで買い付け
・夜はモーテルに泊まる
・食事は人それぞれですが、ファストフード店やスーパーで買って食べることが多い
・発送用の段ボールを買う
・パッキング(荷造り)する
・インボイス(コマーシャルインボイス・税関申告用の商品の価格、数量や請求額を記載したリスト)を作成
・発送
・アメリカ出国・帰国・入国審査・税関審査
・商品受け取り
・洗濯・クリーニング・値付け ←今日はこれ
洗濯・クリーニング・値付け
で、商品が到着しました!
ここからは古着屋によってまちまちですが、大きく分けると「クリーニングするお店」と「そのまま陳列」の2つに分かれます。当たり前ですが、、、。笑
ボクは洗えるものは全て洗ってからお店に出していました。できるだけお客さんに綺麗な状態で出したいと思ったので。よくウチの商品は「いいにおい」がすると言われましたよ笑。
洗えない商品でもクリーニングが必要だと思ったものに関しては、クリーニング屋さんに持っていっていました。
だんだんと洗濯について勉強していくと、家でも洗える方法が分かってきて後になるほどクリーニングに出す商品は減っていきました。
洗濯、染み抜きと同時進行で行うのは、多分これはアパレル界でも古着屋特有の作業だとおもいますが、乾燥機を使って商品のサイズを変更するという作業です。
変に縮んでしまっているものを伸ばしたり、伸びてシルエットが壊れているものを縮めたりします。
技術が進んでくるとレザージャケットのサイズをワンサイズ小さくすることだってできます。
「そのまま陳列」の古着屋さんは古着の匂いを隠すためにお香を焚いているお店が多いです。海外の古着は日本のものより体臭というか、香水というか何せ匂いがきついので、それを隠す必要があります。
クリーニングが終わると、「値付け」をすることになります。「値付け」はもちろん自由に値段設定をすればいいのですが、安すぎると良い商品が店にある期間が短くなるし、高すぎるといつまで経っても売れないし、ちょうどいい値段を勉強する必要があります。
注意したいのは、値段はいつでも下げられるけど、一度値下げした値段はよほどのことが無い限り上げることはできない、ということです。
お客さんは値上げには敏感で、しれーっと値上げしたのがバレたら「ぼったくり」のレッテル貼られてしまうこともあります。古着屋側としては正当な値上げの理由があっても、です。その辺も注意が必要です。
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