赤ぎ塾塾生専用。アメリカ古着買い付けでインボイスの書き方、上級編。

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赤ぎ塾オリジナル古着雑貨買い付け専用インボイス表

テキストでは「K-Trucking」さんのインボイスで説明しましたが、それを改良して使いやすい赤ぎ塾のインボイスを作りました。下記からダウンロードできます。

 

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ダウンロードできない場合はご連絡ください!

インボイスは通関に必要なもので、数年前までは手書きで通関できたのですが、最近はパソコン入力されたものを要求されています。

しかし、買い付けにスマホは持って行ってもパソコンやコンパクトプリンターまで持っていくというのは困難です。

なので、ほとんどの日本経営のシッピングカンパニーでは手書きのインボイスからの作成代行や、プリンター出力を行ってくれます。会社によって値段は異なります。

赤ぎ塾のインボイス表はまずは手書きを想定して作っています。

数式はいれておりません。

アイテムの種類、新品か中古か、素材、原産国、など書かなければならない項目は多いのですが、古着に関しては素材などはチェックするだけでいいように作っています。

ボクもこういうの作っておけばよかったと思う出来栄えです。笑

でもパソコンでも十分に使えると思います。エクセルのファイルなのであらかじめ試してみて、あなたが使いやすいようにカスタムしてくださいね。

買い付けは時間の勝負ですから。

本当はジャケット一つにしても、テーラードなのか、ブルゾンなのか、コーチジャケットなのかなど書いた方がいいのですが、時間がないときはボクは「jacket」でまとめて書いていました。

テーラードジャケットx10、ブルゾンx20、コーチジャケットx10

などもジャケットx40で済みますから。

でもレザージャケットだけは分けて書いていました。

レザーの種類を書かないといけないのですが、ジャケットだと牛革がほとんどです。

時間のないときは明らかにぱっと見でわかるもの以外は「牛革」と書いていました。

「これ牛革って書いてあるけど、馬革じゃないんですか?」みたいなことは言われたことががありません。

なのでそこまできっちり書かなくても大丈夫です。

でも時間があるときは細かく書いた方がスムーズに通る気がします。

しかし、数だけは間違ってはだめです。バレると「間違えた」じゃすみません。

ボクもそれは知っていたのですが、段ボールの詰め方をやり直したりしてなるべく空きスペースをなくしたりしてたときに書き間違えたのか、数が合っていなかったことがありました。

毎回中身を調べられるわけではないのですが、運悪くその時は数が合わないと言われ、次回から1年近くは毎回中身を調べられるようになりました。

荷物を開けるのはいいんですが、元に戻すのがけっこう雑だったりするので、腹立たしいこともありました。

なので数は合わせていきましょう。

インボイスの金額

あと、インボイスに記入する「金額」なんですが、フリマで買ったり、ガレージセールで買ったりした場合にレシートは出ません。

ローズボウルにいるバイヤーさんなどで、領収書を持ち歩いて毎回ディーラーさんに金額と詳細を書いてもらっている人も見ますが、けっこう大手のお店のバイヤーさんなのかなと思っています。

レシートがない場合は後で自分で分かるようにノートに書いておきましょう。

インボイスに記入した金額があまりにも安いと、税関から電話がかかってくることもあります。

でも実際にTシャツなんか50セントで買える場所もあるし、重さで買ったらもっと安いですから、

「フリマやグラムいくらで買ったのでだいたいそれぐらいの値段です。領収書なんか出るような場所じゃないので。」

と言ったら、ボクの経験では領収書など値段を証明するものが添付されてなくても大体通りました。

領収書がない場合や買った値段が不明確な場合などは、インボイスに書く金額はスリフトを基準に考えればいいでしょう。

通関も何度かこなせばコツが掴めてきます。基本的に、税関では輸入禁止なものを見張るというのがメインなので、古着の購入価格の誤差はそこまで気にされません。

手荷物で輸入した商品は申告してもざっくりと箱の重さ量って税金計算するだけですから。

ボクも関空で税関申告する際に、まずインボイスを見せて「きちんとしている感」を出します笑。

手荷物を申告する場合もインボイスは書いておきましょう。この場合は直に係の人に見せるので手書きでも構いません。

関空からバスに乗らないといけないのでそこでトラブルになるわけにはいきません。

だいたいインボイスを見ながら、「重さはどれぐらいですか?」と聞かれます。

ボクは「30キロもないと思うんですがねぇ。」といつも答えていました。

しかし、係の人はボクの段ボールの重さを量ることなく、インボイスを見ながら電卓で何やら計算して関税を支払う用紙をくれました。

それがいつも想像しているよりずっと高額なんですよね。ボクと一緒に飛行機に乗せてきたので、送料は0円のはずなのに、シッピングカンパニーで送った段ボールの送料と関税を合わせた額ぐらいありました。

あるときふと思いました。

インボイスだけを見て関税を計算していると思ったけど、重さを毎回聞かれるってことは重さが関係しているのではないか、と。

そして、その次の買い付けでは重さを聞かれたら「20キロちょっとぐらいじゃないですかねぇ。」と答えてみました。

すると、その時から関税は格段に少なくなりました。

これは誰かに確認した話ではありませんが、ボクの経験上では重さが関係していると思います。

あまり軽く言ってしまうと、多分実際に量られてしまうので、30キロ弱というより20キロ強という言い方の方が安くなるということです。

あなたが怪しいと思われなければ係の人は重さも測りません。笑

できるだけきちんとした身なりで通関した方がいいです。

見た目もバリバリの古着屋で手首までタトゥーが入っているボクの友人は、関空で別室に連れていかれえて段ボールを開けられて中身を全部チェックされたことが何回もあります。笑

別に何の悪いこともしていないし、古着業界では普通の見た目なんですけどね。

で、ボクはいつも手荷物で18インチx18インチx18インチの箱を2つ持ち帰っていました。

明らかに古着のバイヤーでダンボールをたくさん持っているのに、非課税のレーンに並んでいる人もけっこう見ます。笑

でも古着は商品だったら課税ですが、個人の趣味も洋服やお土産なら非課税なんです。

最初の買い付けぐらいなら、「知らなかった」と言って、非課税コーナーに並んでも大丈夫かもしれませんね。

だんだんとパスポートに出国入国記録が増えだしたらあやしいですから。笑

でも非課税コーナーでばれても、悪質じゃなければ普通に課税されるだけです。

一応知識としてお話していますが、実行するかどうかは自己責任でお願いします♪

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