QUESTION
古着屋開業に必要な資金は300万円以上って本当ですか?
PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像
ANSWER
本当っちゃ本当です。しかし、やり方によってはそれ以下でできます。
一般的に海外買い付けの「古着屋」を開業するのに最低必要な資金は300万円前後だと言われています。ボク自身の話をすると、2店舗目をオープンする際にかかったお金も300万円ほどでした。シャッター開けたらコンクリートの壁と小さい窓しかないがらんどうの倉庫のようなテナント物件の状態から、お店を作ったときのお話です。家賃は1ヶ月85,000円、共益費込でした。
この300万円の内訳は、店舗取得に必要な敷金礼金(家賃の3か月分85,000円かける3か月= 255,000円)、初月の家賃(85,000円)、入り口の製作費25万ぐらい(入り口作らないとシャッター開けたらいきなり店内、っていう感じだったので)、電気工事12万ぐらい(クーラー設置費込み。でもクーラーは前の店舗から移設)、店内の内装費10万ぐらい(ホームセンターで買った資材で全て自分たちで行いました)、アメリカ買い付け費用に120万円ぐらい。残りは運転資金用に残しました。
でも、ボクの場合前の店から流用できたものが結構ありました。この中で必要と思うものがあればあなたにはその経費も上乗せされることになります。例えば、レジ、レジ台、ショッピングバッグ、ポイントカード、ハンガーラック、ハンガー、棚、テーブル、ソファーなどのインテリア、エアコン、オーディオなどです。
人によって違うと思いますが、厚物縫いができるミシン、パソコン、プリンター、作業台、オーディオなどもオープン時に絶対必要と考えるなら経費に組み込んでおいたほうがいいと思います。
店の立ち上げ時は頭の中に夢が広がっているので笑、オープンの日には理想通りの完ぺきなお店にしてないとアカン!と思うかもしれませんが、経験から言うと6割か5割の仕上がりで大丈夫です。なぜなら、内装などの店主のこだわりの部分というのは、店主が期待するほどお客さんは気にしません。そんな物よりもお客さんが見たいのは「商品」だからです。
なので、ざっくりと目指している雰囲気が作れたら、お金を残して最高の「商品」を仕入れる努力をしましょう!内装や備品などなは後の売上を使ってゆっくり集めていけばいいんです。
何やったら、レジも初めは買わなくてもいいと思います。お会計が手計算ならお客さんとコミュニケーションとりやすいでしょ。「いやー、まだレジ買ってないんですよね~。」みたいなところから話を広げていきましょう笑。
不備があってお客さんに突っ込まれるところはコミュニケーションをとって仲良くなるチャンスです。立派なオーディオもいりません。スマホにスピーカー突っ込んで音鳴らしてるだけでもいいんです。
考え方として「立ち上げにはいくらかかるんだろう?」と考えるより、例えば「250万円で店を立ち上げるぞ!」とまず決めて詳細を詰めていったほうがいいです。お金はあるに超したことはありません。しかし、お金を使うことよりも少ない資金でどうにかして店舗を立ち上げたという経験がこれからの古着屋運営に大いに役立ちます。
赤ぎ塾ではご要望があれば、予算に応じて店舗立ち上げ計画を一緒に考えさせていただきます。
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