古着屋ビジネスの資金調達!日本政策金融公庫(旧国金)利用の仕方!

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前回のブログで資金調達の種類についてお話しました。今回はその中の「日本政策金融公庫」で融資を受ける手順についてレクチャーしたいと思います。銀行や信用金庫なども基本的には同じような手順を踏むので、流れを押さえておけば、気をつけるべきところが理解できます。

・まずは「事業資金相談ダイヤル」に電話して申し込み手続きの手順や必要書類などを確認しておきましょう。

「創業計画書」の提示を求められるので、創業計画書をダウンロードして記入します。この際に、めんどくさいかもしれませんが、空きスペースなくきっちり字で埋めるようにしてください。

「オレの起業に対する意気込みを喰らえ!」ぐらいの気持ちで書きましょう!「事業の見通し」の欄の売り上げ等の数字は大きすぎず、ちょっと多めぐらいで記入します。このぐらいは売り上げを上げる!という気持ちを表します。ちょっと多めというのは、あなたが予想する一日の売り上げよりもちょっと多いという意味です。

損益分岐点

まず計算の基本になるのは「損益分岐点」の計算です。損益分岐点とは読んで字のごとく、「損」「利益」の分岐となる「売り上げ」の点です。

まず、固定費(毎月売り上げ高にかかわらず出て行く費用のこと)を計算します。例えば、家賃、光熱費、あなたの人件費、電話・インターネット接続代(通信費)、駐車場料金などです。

そして変動費(売り上げに応じて変動する費用)を計算します。原価や仕入れ費などです。ざっくり言うと、古着やアンティーク雑貨などの直接輸入品の原価は30%前後です。海外で買い付けた商品のだいたい3倍から4倍以上の値段を付けます。

これだけ見ると暴利をむさぼっているように思えますが、これは海外の現地で買い付けた時の価格に対して3倍以上ということで、買い付けに行く時にかかる、飛行機のチケット代、レンタカー代、ガソリン代、宿泊代、発送費用、関税などはふくまれません。

買い付けの経費も変動費になります。渡航先がアメリカのカリフォルニアであれば、ざっくりとですが、

チケット代(往復) 8~13万円

レンタカー代 車種にもよりますが保険(インシュアランス )も含め、一日5,000円~8,000円かける日数

宿泊費 大体MOTELと呼ばれる車で素泊まりするタイプのホテルに泊まります。一泊4,000円~8,000円かける日数

商品代 あなたの懐具合などによりますが 100万円~200万円ぐらいでしょう

送料と関税 シッピングカンパニー(輸入業者)に頼むと、だいたい18 inch x 18 inch x 24 inch (約46cm x 46cm x 61cm)の大きめの箱で、数や重さや内容物によって値段は変わってきますが大体一箱6,000円~9,000円ほどです。これは関税も関税の手続き代も含まれています。

食費 食費はホンマに人それぞれだと思いますが、ファストフードかスーパーで食材を買うのが安いです。パンを買いだめして食費を削るひともいるし、ボクみたいにある程度いろんなジャンクフードのお店を試すのを楽しんだり、アジア料理やメキシコ料理のお店にも入ったりして食で楽しむタイプもいます。日本から大量のカップラーメンを持って行く人もいましたよ。

損益分岐点は「損」「利益」の分岐の点だと言いました。ということは売り上げから経費(固定費と変動費を足したもの)を引いて「0」になるところです。

売り上げー経費(固定費・変動費)=0

この計算をすると、最低どれだけ売ったら店を事業を存続できるのかが分かります。「そんなギリギリでやりくりするつもりはないよ!」という声があるかもしれませんが、この数字を知っているのと知っていないのとでは経営に関する判断が大きく変わってきます。

損益分岐点を中心に「創業計画書」に記入する金額は利益をどれだけ出すか、を考えてあまり現実から離れすぎない数字にします。個の時点ではあなたの人件費も決めておかなければなりません。

最初は損益分岐点より少し利益がでる計算で、1年後や軌道に乗ったら利益を50万~100万ぐらいになるように調整して計算してください。

借り入れ申し込み書」を記入して申し込みます。郵送でも大丈夫です。

「借入申込書」に添付する書類

※創業計画書を提出したら企業概要書の提出は必要ありません。

面談

資金の使い道や事業の計画などについて聞かれます。

準備する書類は、事業の計画表(経費や予想売上などが入ったもの)、資産や負債のわかる書類(持っている金額が分かるもの、ローンなどがあればそれが分かるもの)

融資

融資が決まると、借用証書などの契約に必要な書類が送られてきます。

契約手続きが終わると融資金が口座に振り込まれます。

返済

・返済は月賦です。

・返済方法は元金均等返済、元利均等返済、ステップ返済が選べます。

元金均等返済  毎月支払う返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法です。返済額(元金+利息)は返済が進むにつれ少なくなります。返済開始当初の返済額が最も高いため、当初の返済負担が重いので借入時に必要な収入が高くなります。

元利均等返済 毎月の返済額を一定に設定した返済方法です。同じ借入期間の場合、元金均等返済よりも総返済額が多くなります。

ステップ返済 初めの返済額を抑えて、段階的に返済額を上げていく返済方式です。

以上が融資を受ける際の流れです。

最後に融資を申し込む際に

不利になる条件

についてお話ししましょう。

・過去に経験がない

実は過去に経験がないというのは、不利になります。経験があった方が事業の失敗が少なく返済も滞らないだろう、という考えですね。新規参入でもフランチャイズなどは本部からの指導があるので、融資を受けやすいです。

しかし、輸入ビジネスでは融資してもらう金額は新車を買う程度なので、下記の様々な不利になる条件を満たしていれば、そんなに厳しい審査はありません。もちろん「赤ぎ塾」でコーチングを受けていれば、事業計画表の添削もさせてもらうので、より審査が受かりやすい状態で審査に臨むことができます。

・自己資金がない

自己資金がないと、準備不足だとみなされるので、融資は受けにくいです。最低融資を希望する金額の3分の1、か半分は自己資金を準備するようにしましょう。

・計画性がない

事業計画書に書かれている事柄が思いつきなんじゃないかと思われたり、まったくのお花畑のような話だったりするのは審査に通るのは難しいです。融資を受けられる人はきちんと計画を立てて、それに向かって準備しているとみなされた人です。

・滞納が多くクレジットカードに傷がある

携帯料金や公共料金、家賃など月々の支払いの滞納が目立ったり、クレジットカードなどでブラックリストにのっているような人は審査が通りにくいです。

・自己資金が「みせ金」

「みせ金」とは自己資金があるように見せるために、短期で知人などからお金を自分の口座に入れておく行為です。これは違反行為なので融資を受けることができないばかりか、日本政策金融公庫からしばらく融資を受けることができなくなります。融資の審査では半年以上前からの通帳をチェックされます。金融のプロがチェックするので「みせ金」はまずバレると思って間違いないでしょう。

・サラ金など利息の高い金融機関からお金を借りている

サラ金や、カードローン、クレジット・ローンなどの高利息の金融機関からの借金がある場合は、融資の審査時に自己資金をかなり低く見積もられるので注意です。

・面談で感情をあらわにしてしまう

融資の面談ではかなり突っ込んだ質問もされることもあります。あなたの考えの甘さを指摘されることもありますが、面接官にキレてしまったりしてはもちろんダメです。ボクが融資の審査を受けた時は、かなり無表情で事務的な面接官で、ズバズバと物事を言うタイプでした。

決してこっちの起業の相談を受けているという態度じゃなくて、事務的に返済能力があるかないかだけを見抜く機械のような人でしたね。銀行じゃないので笑顔を作ったりしないんでしょうね。そういう人にあたっても自分の未熟なところを指摘してくれてありがたい、と思って乗り切りましょう。

・準備不足

きっちりしたキャッシュフロー(お金の出入り)計画書、自己資金、明確な事業計画を持って審査に臨みましょう。

できれば1年から半年前から融資を受ける準備を始めましょう!日本政策金融公庫で融資の審査に落ちてしまうとしばらく融資の審査が受けられないこともあるので、準備はしっかりとして審査に臨みましょう。



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